今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:744 hit
小｜中｜大
0話 無個性が生まれた日 ページ1
ー
誕生日を過ぎても個性が現れなかった私は病院に行った。
お母さんやお父さんは大丈夫だよと手を握てくれていたことを覚えている。
「個性は"今の所"見られないね。」
白衣を着た先生は淡々と静かに告げた。
当時4歳だった私の夢を壊すには十分だった。
お母さんは泣いて。
お父さんはゴメンねAと私を抱きしめた。
私は信じられなくて。
先生に質問をした。
「個性が無くても……ヒーローになれる…？」
先生は静かに笑い私の頭を撫でた。
「今 この世界では サポートアイテムという物がある。それを駆使すれば もしかしたらヒーローになれるかもしれない。」
その一言で
一筋の光が見えた気がした。
ー
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：榎本彩音 | 作成日時：2019年7月4日 0時
