恋してして身長。愛して性別。【96猫】

好きが番外編　5000hit記念 ページ7

※このお話は本作とは繋がっておりません





【ある日の出来事】



『ねぇナツメ、もし私が死んじゃったらどうする？』



「な、なにいきなり」



『私たまに思うの、もしかしたら私は死んじゃうんじゃないかって』


『事故とか病気とか考えたくもないのに、凄く怖くてどうしようって』



ギュッ


「大丈夫、その時は私がAを支えるから」

「病気になったって事故にあったって、どんなことになっても私はAを愛し続けるよ」




『ナツメ...』





『私も愛してる』









「はいカット！！！！！」



「いいねいいね！今日は君たちのおかげでいいのが撮れたよ」




「『今日は急遽参加させていただありがとうございました』」




「では、本当にありがとうございました」





今日はナツメとのデートだった


ナツメと私は女同士だから周りには女友達にしか見えてないだろうけど



そして一緒に町をブラブラしていたら男の人に声をかけられた


照永さんって言うらしい



急遽ドラマ撮影で女同士の恋愛を演じる女優さんがこれなくなってしまったらしい



そんなとき、私達がたまたま通りかかって照永さんの目に止まったんだとか



私とナツメは特に断る理由もなかったので引き受けた




すごく緊張した



ナツメとの距離がすごく近くてドキドキが止まらなかった



ナツメも私と同じこと思ってたらいいな





「ねぇ、Aキスしていい？」



『へ！？あ、いい、よ』



チュッ



『ん、ふぁ...な、つめぇ』



触れるだけのキスの後に深いキスをされた



「A、気持よかった？」



ニヤッとしながら耳元で言われ、私は顔が真っ赤になってしまった


『ナツメのば、馬鹿！』


「かわい」



そういってまたキスをしてくるナツメは狼だ

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