恋してして身長。愛して性別。【96猫】

好きが3 ページ4

ピコン


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うん、わかった！
じゃあれいにゃんって呼ぶね！
んじゃまたね！
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れいにゃんかぁ


初めての呼ばれ方だな




でもなんだろう



心の奥がウズウズする





私こんな感情知らない＿＿＿＿






そして96ちゃんと会う前日



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明日だね！会うの！
私楽しみすぎて寝れなくなりそうw
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『送信っと』




なんか最近96ちゃんと会う日が近づくたびに、私おかしくなってる気がする


だってなんでかドキドキするし顔は赤くなるし、それにいつもより世界が輝いて見える




まって最後のはやっぱ嘘



でも道で躓くことが少なくなった




いつもと違う自分に戸惑ってしまう



明日96ちゃんと会うの大丈夫かな




少し心配になってきた




ピコン



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そうだね！
あたしもすっごい楽しみ！
早くれいにゃんと会いたいなぁ
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ほら、やっぱりおかしい



今凄くドキドキしてる




でもこの感情知らないけど嫌いじゃないよ





明日に備えて今日はもう寝よう






当日の朝はバタバタしていた



『うわ！寝癖直んない！！』


『お母さん私のお気に入りの靴どこ！！』


『ふぎゃ！誰よここにダンボールなんか置いたの！！』



見事に寝坊してしまった


待ち合わせの時間まではぎりぎり間に合う時間だった



○○カフェは電車で30分かかるところにある



余裕をもって行こうと目覚ましをかけたがその日に限って鳴らなかった




たまたま仕事が休みだったお母さんに服などを用意してもらって、私はメイクや髪の毛のセットを急いでした




「ほら、もう時間じゃないの！」




『わかってる！じゃあ行ってきます！』





少し高めのヒールを履き走って駅に向かった


こういう時駅が近くてよかったと思う





電車に揺られること30分



カフェのある町の駅についた



カフェは駅からすぐ近くの場所にある




あ、あったあった


ここのはず


まだ96ちゃんは居ないようだ


「1名様ですか？」


『え、あ、後からもう一人』


「かしこまりました。お好きな席へどうぞ」



緊張したぁ！



なにせ人と話したのは久しぶりだったから


ね、ネットは別よ。



「ご注文お決まりでしょうか？」


『あ、ジンジャーエールで』


「かしこまりました。ごゆっくりどうぞ」




窓の外を眺めてると声が聞こえた





「あの！」

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