孤独な怪物達3 〜冷タキ笑顔〜

ほろ酔いの主人 ページ6

川「え、えっと…」

水「伊沢さん、大の字になってたら無理です」

なんでこいつこんな冷静なの…？

伊「ぅえ…？あぁ、そっか…。ごめんなぁ…」

すぐに足を閉じて眠たそうに目をこすった。

伊「なぁ…どっちかでいいからいいこいいこして？」

水川「「！？」」

伊「…？」

戸惑って水上を見ると水上も
少し焦っている様だった。

↓()は小声で会話

水(おい、見てないで早くしろよ…)

川(したらお前後でねちねち言うだろ！)

水(俺じゃ到底できねぇよ！
ねちねち言わねぇからお前がやれよ！)

川(自分でできない事人に押し付けんなよ！)

水(いいから早く！)

川(はぁ…分かったよ)

伊「なんかおちつく…。なでてくれてんのは…
かぁかみ？ありがとう」

川「…！」

伊沢さんに優しく抱きしめられた。どこか落ち着く…。

水「…(拗)」

伊「んお〜ぅ？水上？」

拗ねたのか？ごめんなぁ、となだめる伊沢さん。すると黒い狼に姿を変えて綺麗な目をきゅっと閉じた。

伊「…今日なぁ、とんでもないこと言われたんだ」

川「何を言われたんですか？」

伊「少し前にあった通り魔事件の犯人の容姿がお前等にかなり似てたらしくて、それで絶対お前達だろって言われて凄く悔しかった…」

水川「「！！」」

伊「俺達の中に研究所の手先がいるとかなんとか言われて本当に腹が立った…そんな事する奴この家にいないのに…」

伊沢さんが泣き始める。それは悔しいだろう。仲間を第一に考えている伊沢さんにとって仲間を疑われるなんて心が痛まないはずがない。

川「伊沢さん、真犯人見つけましょうよ。
言われっぱなしなんて嫌でしょう？」

伊「本当か…？」

川「水上だって悔しいだろ？」

『わうっ！！』

伊「ありがとなぁ…二人と…も…」



川「…寝たか」



伊沢さんを悲しませる奴は、誰だろうと許さない…！



ほろ酔いの主人 終わり

miyaさんリクエストありがとうございます！

シリアス取り除いてくれ！
という場合は言って下さい！！

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