作戦決行 ページ42
『チッ、なんだよ彼奴等！』
『交渉決裂って事でさらった奴を
殺っちまえばいいんじゃないっすか？』
『馬鹿野郎！それを決めんのは俺等じゃねぇだろ』
まさかヤバイ組織でも絡んでるのか？
ナンバープレートは無い…車は盗んだものか。
『よし、着いた』
『あの人達には逆らわないようにな』
『へい』
おやおや…これはこれは…見覚えのあるマークだ。
まさかこいつらが絡んでいたとは
思わなかったな…。
ーーーーーーー
河：そちらに犯人の座標を送ります
伊：倉庫？
河：奴等が絡んでいました
川：奴等、とは？
河：研究所の奴等ですよ
伊：はぁ！？
川：まじかよ…
河：ですから急いで下さい。
車のまま突っ込んでくれても構いません
伊：了解です
河：君達が来るまで何人かシメておきます
ーーーーーーー
伊「ちょっと飛ばすぞ」
川「はい」
数十分後
ドーン！
『『『『『『！？』』』』』』
伊「ふぃ〜、着いた」
川「本当に突っ込んだんですね…」
先を見ると、
写真と同じ青年が手足を鎖で拘束されている。
『なっ…貴様等！
こいつ等につけられていたんじゃ無いのか？』
河「はい、つけてました」
『な…よく見ればお前達…
我が研究所から去った裏切者供では無いか！』
河「申し訳ありませんが
今日は争いに来たのではありません。
依頼があって来ました」
川「誘拐された人を助ける為にね。
返していただけませんか？」
伊「返してくれねぇ…よなぁ？」
『勿論、“大事な”実験台なのでな』
川「“大事な”？今更よう言うわ。
散々俺等の事ぞんざいに扱ってたくせに」
河「伊沢、川上、伏せて下さい。くたばれぇ！」
河村さんが叫ぶと同時に仕込んでいたスタンガンで周りにいた奴等が動けなくなった。
『う…よくも』
川「悪足掻きすんなよ？」
伊「君が山本君であってる？」
山「は、はい」
河「ちょっと待ってろ。チェーン切るから」
さっきまでの敬語は何処へやら。
河村さんが小型のチェーンカッターで鎖を切った。
河「またな…」
川「カッコつけなくていいから早く逃げよ。
あ、これあんた等に置き土産」
と、川上が放り投げたのは
催眠ガス発生装置だった。
鶴崎君に作ってもらったらしい。
(鶴崎君すげぇな…)
伊「さて…そろそろ戻ろうか。山本君も乗って？」
山「はい！」
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舞羅(プロフ) - るなさん» コメントありがとうございます！上手く書けているか不安でしたが、褒めていただきありがとうございます！これからも更新頑張っていきますので何卒応援よろしくお願います！ (2019年8月12日 17時) (
レス) id: 87a569fea6 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - コメント失礼します。最新話も全て楽しく読ませていただいています！ すごい引き込まれるストーリーで、、また、もしできたら、QKの山本さんが伊沢さんの兄弟、またはそう勘違いしている、ような役も見てみたいです！ (2019年8月11日 16時) (レス) id: 2d73923682 (このIDを非表示/違反報告)
るな - 最新話読ませていただきました！いつもみんなを引っ張ってる伊沢さんが重い闇を抱えているのが、ストーリーとしてとてもいいと思いました。次の更新楽しみにしています (2019年8月10日 23時) (レス) id: 369865cb7c (このIDを非表示/違反報告)
舞羅(プロフ) - イリュージョンガールさん» ありがとうございます！褒めていただきとても嬉しいです！これからも更新していきますので応援よろしくお願いします！ (2019年8月2日 22時) (レス) id: 87a569fea6 (このIDを非表示/違反報告)
イリュージョンガール - コメント失礼します、話の進め方がすごくお上手で引き込まれました。続きも楽しみにしています！ (2019年8月2日 22時) (レス) id: db4ab86eb0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：舞羅 | 作成日時：2019年6月8日 19時
