一方家では ページ16
鶴「これが械人なんだ…」
光「やっぱり綺麗な顔してるなぁ…」
鶴「械人って電気を蓄えないといけないんだっけ？」
光「はい、修理しても電気を蓄えてないと
動かないらしいです」
鶴「なるほどね…瞬間で充電完了させる方法
あるけどやってみようか？」
光「え？」
パカっと充電部分を開くと鶴崎さんはそこに
指を置いて電気を送った(？)。
光「つ、鶴崎さん！？」
鶴「この方が手っ取り早いでしょ？」
河「………充電完了、
バックアップデータの復元完了。起動します…」
光「本当に機械なんですね…」
河「えぇ、なりたくなかった」
光「！」
そう呟いた瞬間にぱちりと目を開いて
その人はベッドから出た。
河「こんなに早く僕を起こすとは何かご用ですか？」
鶴「はい、実は…」
ドゴーン！！
鶴「うわぁ…」
鶴崎さんが露骨に嫌そうな顔をする。
『キシシシシ…貴様等を潰す』
河「…なるほど。奴等の相手をしろと」
鶴「流石に一人じゃ無理なので…
光ちゃんは隠れてて」
光「はいっ」
河「何人集まろうが虫ケラは虫ケラだと言うのに…
悪あがきも大概にしてほしいですね」
鶴「あの、殺生は絶対にしないで下さいね。
この家に赤いシミは作りたくありませんし、
命を奪う事はダメです」
河「承知しました」
三十分後
鶴「さて、あとは貴方だけです
貴方が降伏するのであれば警察に突き出さずに
見逃してさしあげますが？」
『ぬ…ぐ』
鶴「埒が明かないしずっと黙るなら警察に送るぞ？」
『ぐ…どうすれば…は！
こ、こいつがどうなっても良いのか！』
河「あ…」
鶴「彼奴人質にする人間違えたな…」
『はぁ？何を言ってる。
人質にとられたらどんな奴だって…』
伊「どんな奴だって、なんだよ？」
『！！』
人質にとられたのは、
明らかにイライラしている伊沢さんだった。
伊「人が疲れて帰ってきてるのに、いきなり喉元にナイフ突きつけるとはいい根性してるじゃねぇか…」
『ひぃい！』
形勢逆転。
伊沢さんが腕に抱えていた誰かと水上を置いて
鳩尾に一発膝蹴りを入れた。
伊「…次俺の前に顔だしてみろ。命は無いと思え！」
伊沢さんが声を荒らげると一目散に逃げていった。
伊「ふあ〜、疲れた〜。ありがとうな鶴崎君」
と思ったら伊沢さんはふにゃりと目を細めた。
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- 恋愛運: ★★★☆☆
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舞羅(プロフ) - るなさん» コメントありがとうございます！上手く書けているか不安でしたが、褒めていただきありがとうございます！これからも更新頑張っていきますので何卒応援よろしくお願います！ (2019年8月12日 17時) (
レス) id: 87a569fea6 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - コメント失礼します。最新話も全て楽しく読ませていただいています！ すごい引き込まれるストーリーで、、また、もしできたら、QKの山本さんが伊沢さんの兄弟、またはそう勘違いしている、ような役も見てみたいです！ (2019年8月11日 16時) (レス) id: 2d73923682 (このIDを非表示/違反報告)
るな - 最新話読ませていただきました！いつもみんなを引っ張ってる伊沢さんが重い闇を抱えているのが、ストーリーとしてとてもいいと思いました。次の更新楽しみにしています (2019年8月10日 23時) (レス) id: 369865cb7c (このIDを非表示/違反報告)
舞羅(プロフ) - イリュージョンガールさん» ありがとうございます！褒めていただきとても嬉しいです！これからも更新していきますので応援よろしくお願いします！ (2019年8月2日 22時) (レス) id: 87a569fea6 (このIDを非表示/違反報告)
イリュージョンガール - コメント失礼します、話の進め方がすごくお上手で引き込まれました。続きも楽しみにしています！ (2019年8月2日 22時) (レス) id: db4ab86eb0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：舞羅 | 作成日時：2019年6月8日 19時
