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「ちょ、祐基待ってよ!!」




ふみちゃんと一緒に祐基を追いかける。




すると、祐基が立ち止まった。









「祐基……?」


祐『Aは、拓弥が好き?』








ちょ、え?




急に何言って…




「急に何言ってるの、好きって、え?」


祐『真面目に言ってる。』


「ねぇ、どうしたの?さっきから。」


祐『拓弥はやめときなよ。』


「な、なんでそんな事言うの…?」









今日の祐基なんかおかしいよっ!




なんで…




なんでそんな事言うの…?






文「祐基、そこら辺にしときな?A泣く。」


「も、遅いよっ…うっ…、ゆ、うきぃ…グスッ」








耐えきれず、涙をこぼす。




その私を見た祐基はハッとした顔をした。




そして、いつもの困った顔になり、




祐『ごめん、Aごめん』




と言って、私を抱きしめた。









祐基って普段ドジっ子だし、馬鹿だし頼りない感じするけど、物凄く落ち着くんだよね。




泣き止んだ私を見て、祐基が離れる。




ごめんね?と言い、歩き出す。









「どうしたの?祐基。」






私が問いかけると、祐基は困った顔をする。








祐『言えない。Aが傷つくから絶対言えない。』








どうしたもんかと、ふみちゃんと苦笑いをする。




途中でふみちゃんと分かれ、私の家に着いた。




いつものように、ばいばいと言おうと思ったら、祐基が真剣な顔でこちらを見ていた。









祐基『A、Aは俺が守るから。少しでもつらいって思ったら、俺に言って?助けに行くから。』




私の手をぎゅっと握り、真っ直ぐ私を見る。




「う、うん。ありがとう、祐基。」








すると、祐基はニコッと笑って、




祐『また明日!』




って手を振って家に入っていった。




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すっしー(プロフ) - 1週間サバイバルで生きれるかどうかのキヅマニ×やでちゃんさん» 少し迷走中で、、、(笑)頑張ります! (2017年6月23日 22時) (レス) id: 4a25fb2c3c (このIDを非表示/違反報告)
すっしー(プロフ) - とわ//8さん» ほんとですか!?ありがとうございます。更新が遅くて申し訳ないです、、、更新出来るように頑張ります! (2017年6月23日 22時) (レス) id: 4a25fb2c3c (このIDを非表示/違反報告)
1週間サバイバルで生きれるかどうかのキヅマニ×やでちゃん - やっぱり、タクヤくんは...「塩」ですよね〜(。-∀-) (2017年6月23日 15時) (レス) id: 86c20ca11b (このIDを非表示/違反報告)
とわ//8 - おもしろいです(^○^)更新楽しみにしてますね! (2017年5月21日 12時) (レス) id: ac7abc9e78 (このIDを非表示/違反報告)
くるみ(プロフ) - すっしーさん» いえいえ!こちらこそ丁寧かつ迅速な対応をしていただいてありがとうございます。これからも、頑張ってくださいね! (2017年5月13日 1時) (レス) id: 169ec78cc6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:すっしー | 作成日時:2017年5月7日 18時

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