__ Spring __

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「じゃあ、私クラスここだから。」






バイバイとクラスに入ろうとすると、稜雅くんも付いてこようとする。




「え、なんでついてくるの」


稜『俺もここのクラスだから。』






……え？


同じクラスだったの！？




「知らなかった……」


稜『お前な…』




と、稜雅くんと話していたら




祐『A！稜雅！』




と、にこにこしながら走ってきました




「祐基！…と、拓弥くんも」




拓弥くんとはあれ以来LINEもしてない。




少し気まずい。








祐『……あのさ。』




祐基が話し始めた。




祐『なにか話したいことがあれば言えばいいんじゃない？話さないと伝わらないことだってあるよ、拓弥。』




先行ってるね？と稜雅くんを連れて行ってしまった。








「………」


拓『………』


気まずい、、、




「あ、あの…」

拓『この前はごめん。』




小さな声で拓弥くんが呟いた。




拓『急にキスして、ごめん。』


「わ、私も、避けてごめんね。嫌だったわけじゃなくて…」




すると、すっと拓弥くんが手を差し出した。




拓『仲直りの握手。』




私はその手に自分の手を重ね、ぎゅっと握る。




「うん！これで仲直り！」




行くぞ。と手を繋いだまま歩き出す。









手を繋いだことに浮かれて、気づかなかったんだ。





……これから自分に起きることに、、、





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