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家に帰り、シャワーを浴びて着替えた俺は、部屋の窓から外を眺めていた。
まだ夕立が降っていた。
その夕立を見ながら、俺はこんなことを思っていた。
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今の俺の願いは、
俺がずっとずっと想い続けた君と、
君がずっとずっと想い続けた俺の親友が...
これからも一緒に、ずっと笑顔で要られることだ。
でも長い恋だったぶん、そう簡単には忘れられないから。
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あの夕立が止む前に...
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ちゃんとこの気持ちは胸の奥にしまうようにするから。
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その時まではまだ、好きでいさせて。
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そして夕立が止んだ頃には、
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前を向いて、また新たな一歩を踏み出そう。
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fin.
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作者名：柚奈 | 作成日時：2020年4月25日 15時
