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第6章「横顔」13 ページ13
第6章-横顔
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再会した翌日、同窓会が開かれることになった。俺は仕事終わりにコンビニでまっちゃんと遭遇して、一緒に同窓会に行った。
まっちゃんが来たことで、案の定同級生の女子たちはテンションが上がっていた。
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「それにしてもまっつん更にカッコ良くなったよね！」
「そうそう！もー結婚なんかしないで潤が帰ってくるの待つんだったわー」
「コラ！里奈！あんたには旦那がいるでしょ！」
「え、里奈結婚したの？」
まっちゃんが高校の時の元彼女、里奈と話している姿を見ているAの横顔は、あの頃と同じだった。
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あぁ、やっぱりAはまだまっちゃんのことが好きなんだ。
わかってはいたけれど、改めてその事実を再確認することとなった。
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まっちゃんが誰かと話していると、Aは無意識のうちにまっちゃんを目で追っていた。
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その切なげな横顔の目線の先にいるのが、俺だったらいいのに、なんて思って、
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あぁ、俺もやっぱりAが好きなんだな、と改めて思い知らされた。
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作者名：柚奈 | 作成日時：2020年4月25日 15時
