好きになっちゃうじゃん。 2試合目【NEXT4】 (ページ8)

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43点目ページ8

『はぁー。。。』

頭がパンクしそうで大きなため息をついたとき、

清水「大丈夫？」

清水さんが話しかけてくれた。

『清水さーん』

清水さんは結婚してるし、恋愛とかわかるかな。

相談を頼んだら快諾してくれた。

練習の後、清水さん行きつけの居酒屋で乾杯する。

そして、今悩んでいることを全部話した。

清水「うーん、そりゃ大変だね」

『私、どうすればいいんですか？』

「すぐに、無理して選ぶ必要はないと思う。本当に自分が好きって思えるまで、じっくり考えな？」

『そうですね、、』

清水さんに相談して、少し楽になったかも。

ゆっくり、でいいんだ。

家に帰ると、晶大からメッセージが来ていた。
晶大明日、会える?
晶大2人で話したい

明日は特に予定もない。

気まずいけど、話さないと何も始まらないよね。

・

次の日、約束の場所に行くと、晶大はすでにいた。

晶大「よっ」

『うん、』

晶大「どっかのお店に入ろう」

晶大がそういって近くにあったカフェに入った。

晶大「なんか、今の俺たちの関係、やだよ。俺。」

『ん、？』

「前は、俺が好きっていう前は、何でも言い合えたっていうかさもっと軽い仲だったのに。」

『うん』

「多分、今Aは悩んでるよな？俺、支えたい。付き合ってほしいって言ったけど、やめる。」

『…ありがとう』

「だから、何かあったらすぐ言ってほしい。今までみたいに馬鹿言いあえる仲に戻ろう？」

『うん』

優しい口調で、軽く言うけど

きっと言うのに勇気が必要だったし、

言うまでに晶大も悩んだよね。

『ほんとに、ありがと』

晶大「ばか、泣くなよ」

『だって…』

「この泣き虫野郎」

『うっさい、電信柱のくせに』

「…ほら、もとの関係に戻れたじゃん」

清水さんだってアドバイスをくれた。

晶大も、支えてくれる。

一人じゃないんだ。