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2話 ページ3
(なんか落ちてる・・?)
僕はゆっくりと光ったものに歩んでいく
そしてそれを拾う
『これは・・鍵?』
見てみると少しサビている鍵だった
何故こんなところに鍵が落ちていたのだろう
僕はあたりを見渡す。
すると視線の先にドアがあった
『もしかして・・ここの・・?』
僕が鍵穴に鍵を差し込みゆっくり回すとカチッと音が鳴った
『やっぱり・・・』
でも何でここに鍵が落ちてたのだろう。
僕を閉じ込めるつもりだったんならここに鍵なんか落とさないはずだ。
いや、もし落としたのを知らなかったんだったら・・・
違う。そんなことはない。
ここに鍵を落としたらさっき開けたドアに鍵が掛かってないはずだ
もしかして・・・
『元々・・ここの部屋から僕を出させるつもりで・・?』
だとしたら犯人の意図が分からない
アナウンスで言ってた「脱出」という言葉に意味があるのか
それに殺人鬼って・・
『早く・・この館から出なくちゃ・・!』
僕はゆっくりドアを開ける
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作者名:響 蒼那 | 作成日時:2019年1月30日 22時