1話 ページ2
そらside
『ど・・どういうこと・・・?』
謎のアナウンスが流れ、僕は混乱してきた
僕はただまふ達と歩いていただけなのに・・。
誰にもこんなことをされるほど恨まれてないはずなのに・・
『もしかして・・・僕のアンチが・・?』
いや、違う
いくらアンチでもここまで大ごとなことは出来ないはずだ。
アンチに総理大臣の子供でも居たら出来ると思うけどそんな人はアンチには居ない
・・・だったら誰が?
僕はその場でうずくまった
そんな僕の背中を青白い月明かりが照らす
『月・・ってことは何時間眠ってたの?』
『僕はどうやってここに運ばれたの・・?』
考えるほどに分からないことが増えていく
何時間僕は眠っていたのか。どうやって運ばれたのか。何故僕がこんな目にあってるのか。
まふ達は大丈夫なのか。ここは一体どこなのか
そして・・・
誰がこんなことをしたのか
『・・・一旦落ち着こう』
あまり考えていても何も進展しない。
それどころがさらに混乱するだけだ
『電気はないのかな・・』
僕は立ち上がり壁を伝いながら手探りで電気のスイッチを探す
『ここが何かの部屋なら・・あるはずなんだけど・・』
僕が壁を触っていると何かが手に触れた。
『!!・・きっとこれだ・・』
そっと、その何かのスイッチを押す
『・・・!!』
やっぱりそうだったんだ
僕がスイッチを押した瞬間部屋の明かりがついた
今まで暗くて何も見えなかった部屋の中がやっと見えるようになった
『・・・この部屋にまふ達は居ないのかな・・』
まぁ、居たら物音とかで分かっただろう
まふ達が居ないと知り少し不安が込み上げてきた
『・・ダメだ!きちんとしないと・・!』
泣きそうになるが頬を叩き気合を入れる
僕はもう大人なんだ。1人でも出来るようにならないと・・!
僕は部屋の端っこに視線を向ける
するとキラリと何かが光った
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作者名:響 蒼那 | 作成日時:2019年1月30日 22時