【終末戦記】天秤は皿を傾けない【CS】

■備考 ページ7

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【備考】
■好きなもの・こと
　絵を描くこと - 正確に言うと、好きではあるが一切手をつけなくなったこと。過去に母親から否定され続けたことにより、絵を描くことは無駄であり悪であると認識するようになった。とはいえ、好きであることに変わりはない。

　黒糖饅頭 - 父親の見舞いに行っていた時に偶に分けて貰っていたもの。思い出の味。今のような世界では食べられる機会などないだろうが。

　太陽 - 正確には太陽がもたらす景観。朝日に照らされた瓦礫の山、夕日が沈む水平線、日差しで揺らめく陽炎。太陽が関わって生まれた景観の美しさを好んでいる。かつて描いていた絵も太陽が作り出した景観を捉えたものが多い。

■嫌いなもの・こと
　否定されること - 嫌いというよりも恐怖。幼少から否定ばかりされてきたことによるトラウマ。否定の言葉に失望や怒りが伴っていると余計に辛い。

　コーヒー・エナジードリンク系 - カフェインに弱い体質の為、無糖や微糖のコーヒー、目を覚ます為のエナジードリンクなどで胃を痛める。しばらくギリギリと胃を引き絞られるような苦痛に襲われる為、眠気覚ましには専らガムを用いていた。

　自身の体質 - 嫌な記憶を忘れたくても忘れられない。その為自身の記憶力には嫌気が差している。羨まれると正直「ならやってみればいいだろ」と苛立っている様子。表には出さないが。

■得意なこと
　瞬間記憶 - 俗に言うカメラアイ。視覚から得た情報をそのまま画像として瞬間的に記憶する。先天的な特性であり、六法全書などの仕事に関係するものも全て暗記している。瞬間記憶能力の特性として、一度覚えたものは忘れられないというものがある。その為、ミツリも目で見て記憶した情報は全て記憶し続けている。誰にも指摘されず、誰にも褒められたことがない為、ミツリは誰にでも出来ることだと思っている。

　絵を描くこと - 本人は得意だとは思っていない。片手で数えられる人数にしか褒められたことがないからである。前述の瞬間記憶能力を活かした、写真と見紛うほどの写実的な風景画を得意としている。

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