【ハイキュー!!】傍観希望者は勘違いされがち

38.ここが地獄か… ページ42

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A side



とうとう迎えた火曜日の放課後。仁花ちゃんに練習試合がんばってね！とエンジェルスマイルもらった私は今なら何でも出来る、月までも行ける気がする((

クラスメイトにばいばいされたのを返し足早に教室を出て体育館へと急ぎ、清水先輩と合流して纏めていた水筒とタオルをバスまで運んだ。


初の練習試合に少しソワソワしていれば、清水先輩に頭なでなでからの女神スマイル頂きましたあ！ごっつぁんです！！

清水「(かわいい…)」


.


運転して下さる武田先生に挨拶をし、バスに乗る。みんななんか席のことで揉めていたけど私はしっかり清水先輩の隣を確保しました！ｷﾗｯ

そして他愛もないお喋りを楽しんでいた移動中、事件は起こる。


日向「おえーーーっぷ！！！」

田中「うわあああ！！止めて！！
バス止めてえええ！！」


田中さんの叫びに急停車するバス。前の席に座っていた私達は何が何だかわからず首を傾げ、通路側に座っていた私が席を立った。

田中さんのいる座席をみれば、日向のリバースしたものが田中さんのジャージにシュート、具合が悪そうな日向にぎゃあああと叫ぶ田中さん、他のの人達は目が死んでますねお疲れ様です…地獄絵図ですね…


『田中さん…脱いで頂けますか、？着いた後私が洗っておきますので…』

田中「うおぉぉ四ノ宮ありがとなあああ」


田中さんが脱いだものをビニール袋に入れて受け取り席に戻ろうとすれば澤村さんから声をかけられた。


澤村「ありがとな、四ノ宮。日向、随分緊張しているみたいで…すまん。」


そう言われ頭をぽんぽん。澤村さん、目が死んでらっしゃる…お気持ちお察しします…


『いえいえ。マネージャーとしての責務ですので。…澤村さんの方こそお疲れ様です。』


なんだか子供扱いされたのが悔しかったので、いたずらっぽく笑ってぽんぽんし返してみれば驚いた表情をされる。ヤッタネ！
失礼しますといって頭をさげささっと席に戻った。やり逃げやり逃げ。


清水先輩に日向のことを報告すれば薬とか用意しとこうか、と提案して下さる。さすが清水先輩、判断が早いです！！



菅原「大地〜？さっきのはどういうことかな？」


縁下「大地さん…大胆ですね。」


澤村「俺はキャプテンとして後輩の行いを褒めただけだが？」


影山・月島・山口「…」



後方で静かに火花が散っているなんて知るわけない。


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39.3年生はもはや保護者→←37.マネージャー、心配する。

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