■Story.294 04.05up!! ページ44
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「あのね、いい加減離れようか。うさたん。」
和也「えー。」
「えー、じゃないからね。もう学校近くなんだから。」
和也「ふふ、照れ屋さんですね。」
でも、そこが可愛いんだけどね。
私のほっぺを一抓りして和也はそんなことを言うから
聞こえないふりをして校門をくぐった。
「あれ、A。もう体調良くなったの?」
「というか、病み上がりで旦那と登校だなんて
本当仲いいね。」
「旦那って……そんな関係じゃないし。
まぁ、体調は良くなったよ。」
玄関でいつものメンバーが揃っていて
隣の和也を見てニヤニヤ顔。
和也「奥さん、ちょいちょい。待ってよ。」
その視線に耐えきれなくて逃げようとすれば
その悪ふざけにのってまたニヤついている顔が増える。
「待ってあげなよ、旦那のこと。」
「ウチらは先に教室で待ってるんで。」
「だからその旦那って言い方やめてよ。」
「何を言ってるのよ、奥さん♪」
和也「うちの奥さん照れ屋何でいじめないでよ。」
「……あぁ、もう知らない。置いていくから。」
ローファーから上履きに履き替えている和也と
意味もなくたむろっている友達を置いて階段を上がる。
首の白のマフラーをほどきながら教室に入って
ロッカーにコートとまとめて一緒にかけて
席に着くやいなや肩が叩かれて
振り返ればそこまで接点のないクラスメイトの女の子。
「あの……隣のクラスの翔くんが。」
「え?」
その子の指差す方向には茶封筒をペラペラと振る
貴方がいて、来い来いと手招いている。
萌々香ちゃん……
反射的に教室を見渡してしまったけれど
まだ登校してきていないみたい。
「どう……したの?」
翔「いや、これ。パーティーの会費だって。
母ちゃんからおばさんに渡すように頼まれて。」
「そう……なんだ。パーティーの会費?
よくわかんないけど渡しておく。」
すぐに翔に背を向けたら
翔「クリスマスのこと聞いてないのか?」
問いかけられた。
「何か……あるの?」
翔「いや、ほら……この前、おじさんに会っただろ。
その後に俺の家に電話があったんだよ。」
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おんぷ(プロフ) - ノンさん» ニノさんの敬語使ったりタメ語になったりそういうトコを意識して書いてるのでそう言ってもらえて嬉しいです(*´艸｀*)移行先でもよろしくお願いします！ (2018年9月4日 15時) (
レス) id: f1df5da7f6 (このIDを非表示/違反報告)
ノン - 話し方がニノすぎて好きです！可愛い（笑） (2018年9月4日 15時) (レス) id: 855a3aecb8 (このIDを非表示/違反報告)
おんぷ(プロフ) - 雪白姫さん» マイペースすぎる更新でかなりおまたせしてしまっているのにそう言っていただけてとても嬉しいです！今回、更新に加えて移行しましたのでこれからもよろしくお願いします。 (2018年7月27日 20時) (レス) id: f1df5da7f6 (このIDを非表示/違反報告)
雪白姫(プロフ) - おんぷさんのこのお話本当に大好きなので更新されて嬉しいです！これからも楽しみにしてます！！ (2018年6月10日 19時) (レス) id: fe25c51ee1 (このIDを非表示/違反報告)
おんぷ(プロフ) - ももニャンさん» 続きおまたせして申し訳ありません(･∀･；)本当にマイペースすぎる更新ですが楽しんでもらえるように頑張りますのでこれからもよろしくお願いします！ (2018年2月9日 21時) (レス) id: f1df5da7f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おんぷ♪
| 作成日時：2016年10月8日 23時
