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アフタヌーンティーがお開きになる頃、水平線を見つめていたヴィアベルの瞳がきらりと煌めいた。
「よく見えるな」
「悪魔の実を食べてからだけどね。龍は五感が人間以上に鋭い」
行ってくる、と紅茶を飲み干して 急いで海岸へと向かう。
もしも、もしもの話だけれど。彼の機嫌が良かったら一人で海に出てみたいと伝えてみよう。
ここのところ怒られるようなことはしていないし、ヒヒだって少しは退けられるようになってきた。新世界まで、と贅沢は言わないがせめて偉大なる航路前半の海ならば。
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作者名:クヴァール x他1人 | 作者ホームページ:なし
作成日時:2023年7月26日 0時