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｢この旅できっかけを得られたらいいんだがな｣
｢きっかけ？｣
｢使命感じゃいずれしんどくなるって話だ。サンジだったか？ヴィアベルに飲むものを頼めるか｣
｢言われなくても持ってくるつもりだったぜ。
待っててくださいねぇレディ〜♡｣
目をハートにして船内に消えていったコックを見送り、リベラは隣にヴィアベルを座らせた。
どこか滲み出る自信のなさは昔から変わらない。しかし本人の心の問題であるのだから｢自信を持て｣といっても仕方ないのだが。
｢その刀見せてくれるか｣
｢う、うん……いいよ｣
続く
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