白波の向こう側【OP】 (ページ39) - 小説

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「…まだまだだな、僕も」

世界二位になりたい、なんて思っていない。

だけど、せめて大剣豪の娘として恥じぬ実力は身につけなければと使命感に駆られるのだ。

「…俺に勝っておいてそんなこと言うなよ」

「ごめん…」

変な奴、とゾロは思った。

ミホークとは違うやりづらさ。確かに実力者ではあるけれど、どこか考え方は後ろ向きで向上心とかそういったものはあまり感じられない。むしろ自分のほうがあるのでは？と。

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作者名：クヴァール x他1人 | 作者ホームページ：なし
作成日時：2023年7月26日 0時