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「並の剣士じゃあヴィアベルに傷一つつけられない」


龍の鱗はいかなる武器も通さず、それが古龍の一種である冰龍なら尚のこと。


現にゾロの放った斬撃を喰らっても、かすり傷一つもない。


「硬ぇ…！」


頭上から斬撃が迫る。


再び切り潰さんとばかりの力が頭上からかけられる。今度は力を逃すことすらままならず、動くなんて出来そうにもない。


そんな中、冰龍の鋭いレイピアのような尾が迫る。そんなん反則だろ、と頭の中で呟くに留めておいた。

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作者名：クヴァール x他1人 | 作者ホームページ：なし  
作成日時：2023年7月26日 0時

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