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「それじゃあ、ヴィアベル」


黄金の瞳がこちらを向く。


ぎらぎらと眼光鋭いそれは、唯一無二の父親譲り。


「死なない程度に」


その言葉を合図のように、鋭く、重い斬撃がゾロを切り伏せんとばかりに襲った。


少しでも刃が滑るものなら叩き斬られてしまうであろう威力、何とか刀で持ち堪えるのが精一杯だ。


圧倒的力量の差だが、うまく力を逃せば体勢は整えられるかもしれない。


「っクソ、反則だろ…!」


「鷹の目は龍相手に息も切らさないけどね」


「…ぐるる」


煽るな、と冰龍に唸られてしまった。

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作者名:クヴァール x他1人 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2023年7月26日 0時

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