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「浜辺に船なら用意してある。四六時中までとはいかないだろうが、海を進むのならヴィアベルに引かせるといい」
「任せたまえ」
ふん、と胸を張る彼女の頼もしいこと。
クライガナ島特有の悪天候で天気は分かりづらいが、今は昼過ぎ。夕方には別の島まで行き着くだろう。
最低限の荷物を持って浜辺へ向かい、冰龍に変身したヴィアベルに船と結んであるロープを咥えさせる。
「疲れたら言えよ」
「きゃう」
「…その図体で随分と可愛らしい鳴き声だな」
「主相手に唸る訳なかろう」
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作者名:クヴァール x他1人 | 作者ホームページ:なし
作成日時:2023年7月26日 0時