閑話 みつりちゃんの隊服 ページ48
_ひなのsaid_
甘「何でしのぶちゃんとひなのちゃんは普通の隊服なの!?
あ、でもひなのちゃんは私に少し近い隊服ね!」
柱合会議の日、少し遅れてやって来た蜜璃さんが顔を真っ赤にして私としのぶさんに問いかけてきた。
『蜜璃さん?』
甘「見てよこれ!
私これなのに!女の子みんなこうだと思ってたのに!
恥ずかしいよーーー!」
顔を真っ赤にしながら両手を交差して胸元を隠し始めた。
これは絶対に前田さん……いや、ゲスメガネさんの仕業だな。
『み、蜜璃さん大丈夫ですよ!とても似合っています!』
甘「ありがとう!でも、それでも恥ずかしいわ!
せめてひなのちゃんみたいな隊服だったらよかったのにー!」
確かに私の隊服は蜜璃さんみたいに胸元が空いてないからね。
スカートの丈も上着の丈も短いけど!
でもまぁ、これは戦うときに動きやすいからって私がゲスメガネさんにお願いしたんだよね。
蝶「私も最初は甘露寺さんと同じ物を渡されましたよ。」
甘「えっ、ホント!?」
『あれ?でもしのぶさん普通の隊服ですよね?』
蝶「はい。
ちなみにその隊服は前田さんの目の前で油をかけて燃やしましたね。」
甘「しっ、しのぶちゃん!」
『すごいですね!きっとゲスメガネさん悔しがっていたんじゃないですか?』
蝶「はい、面白いくらいに。」
やっぱり……でも自業自得だよね(-_-;)
蝶「油とマッチ貸しますよ。
カナヲとアオイにも持たせたので。」
甘「しのぶちゃーん!!」
蝶「ところで、私はひなのの隊服も色々と駄目だと思いますよ?私のように袴の隊服にしてもらった方がいいです。上着の丈も長くしてベルトでしっかりと固定した方がいいです。」
あれ?今度は私の隊服の話になってしまうの?
『いやぁ、ベルトで固定するとお腹が圧迫されてるように感じてすごく嫌なんですよ(^^;特に鬼と戦うときとか。
だから、今の隊服が一番楽なんです!』
しのぶさんはやれやれといった表情をし、私は恥ずかしがる蜜璃さんを慰める?のだった。
※ひなのはお腹が圧迫される感じがするからベルトで固定したくないと言っていましたが、別に太っているわけではないです!
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作者名:八重桜 | 作成日時:2019年9月4日 17時