第38話 新たなる任務 ページ47
朝早く、私の屋敷(天屋敷)に鴉がやって来て新たな任務に向かえとの指令を伝えた。煉獄さんとの合同任務らしい。
ちなみに初めて炭治郎君達と行う任務でもある。
『伝達ありがとうね。』
鴉「急ゲ急ゲ!
炭治郎達ト合流シテ、サッサト任務ニ向カエ!
カァ!カァ!」
『わかってるって。相変わらずせっかちだなぁ。』
私の鎹鴉は雪丸という雄の鴉でとてもせっかちな子だ。
まぁ、可愛いからいいんだけどね!
私は雪丸の言う通りすぐに任務へ行くための準備をし、蝶屋敷へと向かった。
す・き・な「「「わぁあああん!」」」
善「うっ……うっ……」
き「皆さん、お達者で〜……。」
炭「うん、うん……(コク、コク」
蝶屋敷に着いた時、炭治郎君達も丁度任務に向かうところだったみたい。きよちゃんとすみちゃんとなほちゃんが三人を涙ぐみながら見送っている。
『皆ー!』
炭「ひなの!?」
す・き・な「「「ひなの様!?」」」
善「ひなのちゃんも俺達を見送りに来てくれたの!?
嬉しいんだけど!嬉しいんだけど!!」
あれ?私も一緒の任務だって知らないのかな……。
『私も君達と一緒に任務に行くんだよ!
これから暫くは君達四人と行動することになったんだ。』
炭「そうだったのか!とても心強いよ!
これからもよろしくな!」
『うん!』
炭治郎君とは二人で話したあの日以来、とても仲良くなったと思う。
伊「おいひのこ!
一緒にいるってんなら俺と勝負しろ!!」
伊之助君はほんとに勝負が好きだなぁ(^^;
名前は思いっきり間違えてるし……。
善「いや何言ってんのお前!馬鹿なの!?
いやぁ、それにしてもひなのちゃんと一緒にいることができるなんて幸せだよぉおおお( 〃▽〃)」
あ、相変わらずだなぁ('';)
善逸君は炭治郎君に別の生き物を見るような目を向けられていた。
そして私達は無限列車に乗るために駅へと向かったのだった。
これから始まる戦いで何が起こるのか、私達はまだ知るよしもない___。
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作者名:八重桜 | 作成日時:2019年9月4日 17時