第25話 聞こえてるからね! ページ34
『どうする?私探してこようか?』
ア「そうですね。
全く!善逸さんは毎度毎度迷惑ばかり……」
探しに行こうとしたとき、訓練場の外から声が聞こえてきた。
善「正座しろ正座ァ!!この馬鹿野郎共!!」
伊「なんダトテメェ……(ボカァン!!」
炭「なんてことするんだ善逸!!
伊之助に謝れ!!」
伊「ギィイイイイ!」
善「あ゛ぁ!?
お前が謝れ!!お前らが詫びれ!!!
天国にいたのに地獄にいたような顔してんじゃねぇええええ!!」
炭・伊「「!?」」
善「女の子と毎日キャッキャキャッキャしてただけのくせに何をやつれた顔してみせたんだよ!!
土下座して謝れよ切腹しろ!!」
炭「何てこと言うんだ!!」
善「黙れこの堅物デコ真面目が!黙って聞けいいか!?
女の子に触れるんだぞ!?体を揉んでもらえて!!湯飲みで遊んでる時は手を!!鬼ごっこの時は体触れるだろうがアア!!
女の子の体はすっげー柔らかいんだぞ!?すれ違えばいい匂いがするし、見てるだけでも楽しいじゃろがい!!
幸せ!!うわぁああああ幸せ!!」
伊「わけわかんねぇコト言ってんじゃネーヨ!!
自分より体小さい奴に負けると心折れるんダヨ!」
善「やだ可哀想!!伊之助女の子と仲良くしたことないんだろ!?
山育ちだもんね遅れてるはずだわ!
あー可哀想!!」
伊「(カッチーン
はああ゛ーーーん!?
俺は子どもの雌踏んだことあるもんね!!」
善「最低だよそれは!!」
ア「………(-""-;)」
す・き・な「「「………(¨;)」」」
カ「………。」
『………(^^;』
聞かれていないと思っているんだろうけど、ばっちり聞こえてるからね。
アオイちゃんは怒りからかぷるぷる震えてるし、すみちゃんときよちゃんとなほちゃんは呆気にとられてて、カナヲちゃんは無表情をきめていた。
170人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:八重桜 | 作成日時:2019年9月4日 17時