第7話 笑顔だけど怖い ページ14
鴉「炭治郎・禰豆子、両名ヲ拘束!!
本部へ連レ帰ルベシ!!」
「「!!」」
『(誰のことだろう?全く話が読めない。)』
私は鴉の言っていることが分からず、首を傾げた。
鴉「炭治郎及ビ、鬼ノ禰豆子、拘束シ本部へ連レ帰レ!!
炭治郎額ニ傷アリ、竹ヲ噛ンダ鬼ノ禰豆子!!」
『(……鬼の名前が禰豆子だということは分かったけど、炭治郎っていう子は……まぁ、それは冨岡さんに聞けばいいか。)
さぁさぁ、二人とも伝令の通りに動きましょう。』
私が手を叩きながらそう言うと、二人はどちらからともなく離れた。
けどしのぶさんは……めちゃくちゃ怒っているね。
『では、早速鴉からの伝令の通り二人を拘束しに……』
蝶「それは大丈夫だと思いますよ。カナヲに頼んでありますから。
まぁ、どちらも始末してしまったかもしれませんけど。」
冨「………。」
やっぱり怒ってるしのぶさんは怖い。
笑顔だけど怖い!
『えっと……あっ!そうです、しのぶさん!』
蝶「はい?」
『負傷者の方の手当てをお願いしたいのですが。』
蝶「………そうですね、分かりました。
冨岡さん、後でしっかりと説明してくださいね。」
怖い笑顔を残して、ふわりとした軽い足取りで私達の前から消えた。
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作者名:八重桜 | 作成日時:2019年9月4日 17時