【鬼滅の刃】短編集・○○部屋とか色々！

◆キスマーク【我妻善逸】 ページ36

キャラメルリボンさんからのリクエストです！
ありがとうございます！





《キスマークをつけないと出られない部屋》








「うわぁあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛！！
最高！最高だよ！ゆりちゃんに接吻の跡つけていいとかここは天国なのかな！？/////」


『私、許可出してないよね！？』



この状況を喜んでいる少年、我妻善逸に鋭い突っ込みを入れるのは彼と同期である花宮ゆりだ。



「幸せすぎるよぉ〜！！( 〃▽〃)」


『(ダメだ……完全に自分の世界に入ってる(-_-;))』



ゆりは今の彼は少し危ないと判断し、さりげなく距離を空けた。幸い、部屋は広くはないが狭くもないため簡単に捕まることはないだろうと思ったのだ。



「ゆりちゃ〜ん！(´∇｀)」


『うわぁああ(゜ﾛ゜;ﾉ)ﾉ』



デレデレと幸せそうな表情で追いかけてくる善逸から必死に逃げるゆりであるが、



「つっかまえた！」


『ふぎゃっ！』



後ろからガッチリとホールドされてしまい、ゆりの口から(女子とは思えない)悲鳴が。



『ぜ、善逸さん離してよ！他の方法を考えよ？』


「いいじゃんいいじゃん！」


『ひゃあっ……！』



上手い具合に向きを変えられてその場に押し倒されてしまった。



『ちょっと！退いて……』


「少し静かにしてね？」


『は、わ……/////』



さっきまでとは全然違う笑顔を向けられて思わず抵抗するのを忘れてしまったゆり。
そんな彼女の首筋に顔を近づけた。



『っ！/////』


「……ついたよ。」



ｶﾞﾁｬｯ



「これで俺とゆりちゃんは晴れて恋人だね！」


『………な、ななな何言ってんの！？/////
勝手に接吻して……善逸さんのバカーーー！！』


「え、ええええ！？ゆりちゃんだって顔真っ赤にして嬉しそうにしてたじゃない！」


『いや、顔は真っ赤になってたかもしれないけど、嬉しそうではなかったと思うよ！？
どんな勘違いしてんの！？バカなの！？君の頭の中はお花畑なの！？』


「な、何もそこまで言わなくても……(；Д；)」









※ここだけの話、怒っている様子のゆりですが、これは照れ隠しのようなものらしいです！

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