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◆キスマーク*【竈門炭治郎】 ページ14

きりんだいすきさんからのリクエストです!
ありがとうございます!

※夢主と炭治郎は恋人同士です!


《女がキスマークをつけないと出られない部屋》






『こ、こういうのって女の私からやっていいことなの?』


「えっと………」



炭治郎は恋人のゆりの問いかけに何と答えたらいいのか分からない様子だ。
無理もないだろう。恋人になってまだ一月しか経っていない上に、手を繋ぐところまでしか進んでいないのだ。



『でも、きっとこのままだとここから出られないんだよね……?』



不安そうな表情で見つめてくるゆりを安心させようと、



「だ、大丈夫だ!二人で協力すれば扉はきっと壊せる!ゆり、協力しよう!」


『うん、わかった!』



二人はそれぞれの日輪刀を抜いた。



『虹の呼吸 参ノ型 月虹!』


「水の呼吸 壱ノ型 水面斬り!」



激しい衝撃が扉を襲う。
しかし、扉には傷一つつかない。



『こ、壊れない……!』


「…………。(嫁入り前のゆりにこんなことを!?/////
でもやらないと出ることはできない……ど、どうすればいいんだ!?)」


『た、炭治郎?』


「…………よし、ゆりやるぞ!」


『え?』


「お題をやるぞ!恥ずかしいかもしれないが頑張ってくれ。」



炭治郎は覚悟を決めたようで、その場に腰を下ろした。



『(私も恥ずかしいけど、炭治郎の方が何倍も恥ずかしいよね……よし!)うん!/////』



ゆりも腹をくくり、彼と向かい合うように腰を下ろす。ゆりは炭治郎の上着の釦を外し、ゆっくりと首筋に顔を近づける。



お世辞にも彼女の接吻は上手とは言えない。しかし、炭治郎は必死に接吻の跡を自分の身体に刻もうとしているゆりの姿が堪らなく愛しいと思った。



『んっ……ぷはっ……』



ガチャッ



「開いたみたいだな……ありがとうゆり。」


『う、うん/////』



恥ずかしそうに俯くゆり。
炭治郎はそんな彼女の手をとり、部屋を後にしたのだった。

◇手料理【不死川玄弥】→←◆お姫様抱っこ【時透無一郎】



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設定タグ:鬼滅の刃 , 短編集 , ○○部屋   
作品ジャンル:アニメ
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八重桜(プロフ) - 天の川さん» ご指摘ありがとうございます!早速訂正したいと思います。 (2020年5月3日 10時) (レス) id: 1f745dcfc5 (このIDを非表示/違反報告)
天の川 - 大正時代は『生理』よりも『月のもの』と言うと思います。 (2020年5月3日 9時) (レス) id: 348cf1e7b1 (このIDを非表示/違反報告)
八重桜(プロフ) - 林檎さん» リクエストありがとうございます!分かりました!順番に作っていきますので少々お待ち下さいm(__)m (2019年9月18日 18時) (レス) id: 1f745dcfc5 (このIDを非表示/違反報告)
林檎 - はじめまして!リクエストなんですが有一郎で告白ってできますかね?とても面白いです読んでて楽しいですこれからも頑張ってください! (2019年9月18日 16時) (レス) id: 3e942f49cd (このIDを非表示/違反報告)
八重桜(プロフ) - キャラメルリボンさん» そう言ってもらえてすごく嬉しいです!これからも頑張ります(^^) (2019年9月17日 10時) (レス) id: 1f745dcfc5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:八重桜 | 作成日時:2019年8月16日 23時

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