◇夜這い【悲鳴嶼行冥】 ページ17
美桜さんからのリクエストです！
ありがとうございます！
※夢主は悲鳴嶼さんの継子で彼に片思いをしています。
夜、岩柱の継子である花宮ゆりは寝間着姿で彼の部屋の前に来ていた。
『悲鳴嶼さん、ゆりです。』
「………どうした？」
少しの間があり、障子が開けられた。
もうすぐ寝るところだったのだろう。いつもの隊服ではなくゆったりとしている寝間着姿の彼がそこにいた。
『ちょっと話したいことがありまして…。』
「もう夜も遅い。明日ではダメなのか？」
『どうしても今日じゃないとダメなんです！お願いします！』
「……………分かった。入れ。」
部屋に入れてもらい、二人は向き合うようにその場に腰を下ろした。
「それで話とはなんだ？」
『は、はい。
あの………私、悲鳴嶼さんのことが好きなんです！』
「…………。」
『師範としても男の人としてもあなたのことが大好きなんです。』
「…………ゆり、すまないが今は君のことを継子としてしか見られない。」
『ど、どうしてですか！？私がまだ子どもだからですか？』
「…………。」
『な、なら恋人にしてくれなくていいですから私と今夜一緒に寝てください！
あなたを満足させられるように努力します！
だから……だか、ら……』
ゆりは寝間着の帯を取りながら必死に言葉を発する。しかし、やはりそのような経験がないため、一気に羞恥心と恐怖が襲ってくる。
帯を緩めた手は小刻みに震え、瞳には涙も溜まっている。
『……わた、し……ほんとに、あなたのことが……好き、なのに……うぅ……ひっく……。』
泣きじゃくる彼女の頭に手を乗せ、悲鳴嶼は優しく撫でた。
「ゆり、私は目が見えない。それに年も君とは大分離れている。」
『そんなの、関係ないです！』
「………そうか。」
『ありのままの悲鳴嶼さんがいいんです…！』
「………なら、君が二十になり、それでも変わらず私のことを好いていてくれたら、君と共に人生を歩んでいくことを約束しよう。」
『っ！ほ、本当ですか？』
「ああ。」
『わ、私ずっと悲鳴嶼さんのこと好きでいます！
約束ですよ？絶対に忘れないでくださいね！』
「もちろんだ。」
先程泣いていたとは考えられないほど切り替えが早いゆり。
二人が恋人になるまであと4年と半年＿＿
※よく分からない感じになってしまってすいませんm(__)m
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八重桜(プロフ) - 天の川さん» ご指摘ありがとうございます！早速訂正したいと思います。 (2020年5月3日 10時) (
レス) id: 1f745dcfc5 (このIDを非表示/違反報告)
天の川 - 大正時代は『生理』よりも『月のもの』と言うと思います。 (2020年5月3日 9時) (レス) id: 348cf1e7b1 (このIDを非表示/違反報告)
八重桜(プロフ) - 林檎さん» リクエストありがとうございます！分かりました！順番に作っていきますので少々お待ち下さいm(__)m (2019年9月18日 18時) (レス) id: 1f745dcfc5 (このIDを非表示/違反報告)
林檎 - はじめまして！リクエストなんですが有一郎で告白ってできますかね？とても面白いです読んでて楽しいですこれからも頑張ってください！ (2019年9月18日 16時) (レス) id: 3e942f49cd (このIDを非表示/違反報告)
八重桜(プロフ) - キャラメルリボンさん» そう言ってもらえてすごく嬉しいです！これからも頑張ります(^^) (2019年9月17日 10時) (レス) id: 1f745dcfc5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：八重桜 | 作成日時：2019年8月16日 23時
