30話：予感 ページ32
･
『はあ･･･また忙しくなるな･･･』
ホ「はは、また一緒に撮影できるね」
『気が重い･･･』
ホ「でも、まじでトップモデルの表情してたよ」
『ほんと！』
上手くできてたなら良かった。たわいもない話をしながら啓悟の家まで歩いていた
prrrrrrrrrr
『･･･っ』
ホ「･･･仕事？」
『この通知音は、眠り姫としての仕事。･･･嫌だな』
ホ「･･･」
『でも、行かなきゃ』、
ホ「･･･っ」
『はい、もしもし。･･･すみません、今出先でして･･･はい、了解しました。･･･裏切り者には制裁を』
『･･･行ってくるね。出来るだけ早く戻る』
ホ「･･･気をつけて」
『ありがと。じゃ。』
短く挨拶をして、屋根の上に乗る。さっき撮影のついでに貰ったネックレスをぎゅっと握りしめ、裏切り者の元へ走り出した
『見つけた。』
「･･･？！お、お前、やっぱり公安の人間だったのか･･･！お、俺を殺すのか？！」
『ええ。裏切り者には･･･』
「ヒーローなのに人を殺すのか？！」
『･･･あんたはヴィランになった。ヴィランは排除しなければならないの。裏切り者には、制裁を。』
恐怖と憎しみの籠った目で私を睨む寝返りヒーロー。黙って眠らせよう。一瞬で距離を詰め、首筋に三本針を刺す。私ブレンドの毒が塗ってある。
「･･･か、はっ･･･ぐああああ！」
『･･･終わりました。･･･はい、あと4件ですね。』
断末魔をBGMに電話する。どうしてこんなにも裏切り者が多いんだ。最近増えている。･･･何か裏で起きているのだろうか。嫌な予感がする。
『･･･これ以上私の手を汚させないでよ』
本音が漏れる。でも、啓悟が待っているんだ。急いで終わらせよう
『･･･はあ、全て遂行致しました･･･。はい、はい。では。』
スマホを見ると、啓悟から家で待ってる、と来ていたので、向かおうとする･･･が、返り血だらけの私が帰ってもいいのだろうか。そんなことを考えていると、「早くシャワーと洗濯したいでしょ？」と来ていた。
『･･･ふは、お見通しじゃん』
考えるのを放棄して、走り出した。
ホ「･･･おかえり。お風呂沸かしてあるよ」
『ただいま･･･ありがとう』
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えななん(プロフ) - 抹茶フラペさん» うわあ！ありがとうございます！そんなこと言ってもらえるなんて感激です！テストが終わったら更新できると思います！遅くなってすみません・・・！ (2021年11月13日 15時) (
レス) id: 15071f4cc5 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶フラペ - えななんさん！作品読ませていただいてます！めためたこの作品好きです！これからも更新大変だと思いますが応援しています！頑張って！(≧▽≦) (2021年11月5日 19時) (レス) @page16 id: f0b6c02c0d (このIDを非表示/違反報告)
えななん(プロフ) - あのさん» コメント嬉しすぎて音速で更新しました！ありがとうございます！嬉しいです！好きです！(は？) (2021年9月18日 22時) (レス) id: a3331528b5 (このIDを非表示/違反報告)
あの - えななんｻﾝ更新大変だと思いますが頑張って下さいq(*･ω･*)pﾌｧｲﾄ!応援してます(p｀･ω･´q) (2021年9月18日 6時) (レス) id: 347eae7089 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かるめあ | 作成日時：2021年8月11日 2時
