22話：ヴィランとしての初めて ＊ ページ24
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･･･ここか。もう一度メールを見て、ホテル名と何号室かを確認する。
『･･･ふぅ、･･･』
コンコンコン、ガチャ
「よく来たね、イーグル。」
『失礼致します』
「ああ、夢みたいだ。戦場の薔薇とも呼ばれている君と繋がることが出来るなんて。」
『シャワーを浴びてきます』
「･･･ああ、ごゆっくり。私はベッドで待っているからね」
『･･･はい』
シャアアアアア･･･とシャワーの音だけが響く。スパイという名のハニートラップ。公安でも何度もやらされた。初めてはキモイハゲオヤジ。16歳の時だった。あの頃は何が何だか分からないまま好きにされていた。ただの犯罪だろ、と今なら思う。その後も数十人と関係を持たされた。
･･･今日は、ヴィランとして初めての行為。今までは感情を、これが人々の笑顔に繋がると思う事で殺していたけれど、ヴィラン。ヴィランだよ？
『･･･死にたい』
そう呟いて、ベッドへ向かう。
「･･･ああ、やばい、きれいだね」
『･･･ありがとうございます』
褒めてんじゃねーよ気持ち悪い
「バスローブを脱いでくれるかな？」
『･･･』
「ああ、本当に、本当に夢みたいだ！綺麗だよ、イーグル。」
きもいきもいきもいきもいきもいきもいきもいきもいきもいきもいきもいきもいきもいきもいきもいきもい
『･･･っ』
太ももを触られた。無理。キモイ。悪寒がする。
「大丈夫、私が良くしてあげるよ。」
『･･･ぁ、う･･･』
今までに数十人と関係を持った私は、癪だけど触られるだけで感じてしまう。無理。そんな自分も嫌い。
『･･･んっ、んああ』
抱きつくふりをして、薬を打つ。自白剤みたいなもんだ。これを打たれた人間は、何を聞かれても答えてしまう。
「はは、No.3らしからぬ顔じゃないかい？」
『･･･っっん･･･ああ、、あ』
体に熱が帯びていく。･･･誰か助けて。そんな時に思い浮かぶのは、ホークスの顔だった。
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えななん(プロフ) - 抹茶フラペさん» うわあ！ありがとうございます！そんなこと言ってもらえるなんて感激です！テストが終わったら更新できると思います！遅くなってすみません・・・！ (2021年11月13日 15時) (
レス) id: 15071f4cc5 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶フラペ - えななんさん！作品読ませていただいてます！めためたこの作品好きです！これからも更新大変だと思いますが応援しています！頑張って！(≧▽≦) (2021年11月5日 19時) (レス) @page16 id: f0b6c02c0d (このIDを非表示/違反報告)
えななん(プロフ) - あのさん» コメント嬉しすぎて音速で更新しました！ありがとうございます！嬉しいです！好きです！(は？) (2021年9月18日 22時) (レス) id: a3331528b5 (このIDを非表示/違反報告)
あの - えななんｻﾝ更新大変だと思いますが頑張って下さいq(*･ω･*)pﾌｧｲﾄ!応援してます(p｀･ω･´q) (2021年9月18日 6時) (レス) id: 347eae7089 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かるめあ | 作成日時：2021年8月11日 2時
