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駐車場へと到着すると、風磨くんはこちら側に振り向いた。
そして
ぽんっ
私の腕を掴んでいたその手が、私の頭の上に乗った。
驚いてキョトンとしていると
「ほら帰るぞ。」
そう言って、助手席のドアを開けてくれた。
促されるまま助手席に乗り込み、車が進み始めて少ししたときに、我に帰った。
さっきの…
余計なことしちゃってごめんなさいって謝らなくちゃ。
「風磨くん！！」
思ったより大きく出た声に、少し笑いながら風磨くんがこちらを向いた。
「なぁに」
「あの、さっき…」
「うん、さっき？」
「さっき、余計なことしちゃってごめんなさい…」
「………嬉しかったよ。」
「え？」
「嬉しかった。」
「あ…怒ってるかと思った…」
「悪い…感情表現が下手でさ。嬉しかったよ。非難されることには慣れてるけど、庇われたりすることには慣れてないから。」
「あの、なんていうか…許せなかったの。大切な人のことは傷つけられたくない。」
「そっか。ありがとな。」
「いや、うん…あの…ありがとう…」
なんだか照れ臭くなり、顔を窓の外に向けた。
「寂しいって言ってんの？」
風磨くんに問いかけられた。
「ん？なに？どういうこと？」
何の話をしているかが理解できず、窓の外に向けていた顔を風磨くんに戻し、そのまま返す。
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れんにゅう(プロフ) - 心の底から更新を待っていました。無理のないペースで、完結まで応援しています！ (2021年1月11日 0時) (
レス) id: 310c7553b6 (このIDを非表示/違反報告)
こうこ(プロフ) - みさたんさん» みさたんさん、コメントありがとうございます！お返事ができておらず失礼いたしました泣 コメントをいただけると励めになります。本当にありがとうございます！！ (2021年1月9日 15時) (レス) id: 22f25d03d3 (このIDを非表示/違反報告)
みさたん(プロフ) - 更新楽しみにしています。大変なことと思いますが頑張ってください！！ (2020年11月17日 14時) (レス) id: 6eb8f4991c (このIDを非表示/違反報告)
こうこ(プロフ) - Ａｌｉａさん» Aliaさん、コメントありがとうございます！！今新しいお話を書いております(^-^)短編の予定ですが、健人くんメインのお話になります。また、その次は学校を舞台にお話を書く予定ですので、引き続きよろしくお願いします！ (2020年6月10日 17時) (レス) id: 22f25d03d3 (このIDを非表示/違反報告)
Ａｌｉａ(プロフ) - 引き込まれる を読みました！続きがすごく楽しみです(^^)これからとら応援しています！たくさん健人くんmainの長編小説をあげてほしいです。。主様の文才素敵過ぎて。。。ファンになりました！次は学園ものとかみたいです！ (2020年6月7日 19時) (レス) id: aad311ce3a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こうこ | 作成日時：2020年2月17日 23時
