39 ページ43
*
温泉に入り終わり、宿で夕飯を食べていると廊下から声がした。
ス-ッ
?「あっいけない、部屋間違えちゃっ__!?」
「!」
恒「あれっ!」
開けて閉めかけた襖の向こうには、桃色と緑色の鮮やか髪をした_
?「甘露寺さん、どうかしましたか?」
?「んー!」
「恋柱様!?」/「Aちゃんと恒くん!?」
炭治郎「えっ、Aさん!?」
恒「は?なに、これどういう状況!?」
ーーーーー
甘露寺「2人もここにいたんだ!」
「はい、私は刃こぼれで、恒は刀を折ってしまって……」
目の前に座る恋柱様はニコニコ笑顔で話す。
それに比べ炭治郎くんは困惑している。
もっとも、隣の禰豆子さんはなんとも思っていないようだが。
炭治郎「ここで会えるとは思いませんでした。」
「はい、炭治郎くんも禰豆子さんもお元気そうで何よりです。」
炭治郎「ところで……」
炭治郎が恒の方をちらっと見ながら私に言う。
考えてみれば2人はちゃんと会ったことがないな。
蝶屋敷で言い合いしたときに2人で炭治郎くんのお見舞いをしたけど、まだ目覚めていなかったときだし。
恒「俺は星神恒。少し前に新しく柱になったんだ、よろしくな!」
炭治郎「はい!俺は竈門炭治郎です、こっちは妹の禰豆子です。」
禰豆子「んーんー!」
恒「へー、この子が禰豆子かー!」
炭治郎くんの隣にちょこんと座る禰豆子さん。
恒が興味深くこちらを見ているのに気づき、頭に『?』が浮かんでいる。
そしてしまいには「可愛いなー!俺の弟たちには勝てねえけど」と言って禰豆子さんの頭を撫でた。
甘露寺「私も下の子がいるの!やっぱり自分の弟妹には敵わないものがあるよね〜!」
「私は一人っ子なので、こんなふうに小さい子……と言っていいのかはわからないですけど面倒を見るのはあまりない経験で面白いです。」
その後は私以外の3人の弟妹自慢タイム。
私はいないからお茶を飲みながら聞いているだけだったけど。
すると、その話がふっと切れた時に炭治郎くんが恋柱様の方を向いて言う。
炭治郎「そういえば……」
174人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
奇跡 叶(プロフ) - 頑張ってくださいね!いつも楽しみに読んでいます! (2022年10月3日 22時) (レス) id: d4674379cc (このIDを非表示/違反報告)
彩弥 Ayami(プロフ) - わああ!!ありがとうございます!!ログイン初のお気に入り登録が私の作品だとは……!めっちゃ嬉しいです!しかも神作品だなんて!まじで感謝です!嬉しすぎます! (2022年10月3日 19時) (レス) id: ea9a1583d4 (このIDを非表示/違反報告)
奇跡 叶(プロフ) - ログインしたので初めて、お気に入りに入れさせてもらいました!こんな神作品を作っていただきありがとうございます! (2022年10月3日 2時) (レス) id: d4674379cc (このIDを非表示/違反報告)
彩弥 Ayami(プロフ) - めちゃくちゃ遅れました!ありがとうございます!直しときました!!(完全に私の名前でしたねこれ。) (2022年9月13日 20時) (レス) id: ea9a1583d4 (このIDを非表示/違反報告)
凛 - 8話の柱合会議のところで、名前がサキになったりツバキになったりしてるんですけど、間違いではないですか?間違えじゃなかったらとっても申し訳ないです…返答お待ちしてます。 (2022年7月3日 13時) (レス) @page10 id: d423b81b26 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:彩弥 Ayami | 作成日時:2021年12月25日 21時