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ガララ


神崎「あ、神柱様!お薬ですか?」

「はい。あと、炭治郎くんたちのお見舞いに。」


あれからまたしばらく経ち、私は蝶屋敷を訪れている。

薬を取りに来たのは半分建前である。

瓊瓊があれから炭治郎くんたちのことをよく教えてくれるので、上弦の鬼との戦いで重症を負ったのもすぐ知った。


でもまさか、柱1人と庚の隊士3人と…禰豆子さんで上弦の鬼を倒すとは。

やはりあの柱合会議で炭治郎くんが言っていたこと、そして誓ったことは嘘ではない。


それにしても、炭治郎くんだけあれから目覚めていないそうだ。
嘴平くんや我妻くんは大分回復してきたというのに。


最近話すようになった栗花落さんも心配そうにしていた。


胡蝶「はい、こちらです。」

「ありがとうございます。」


受け取った袋を両手で持ち、私は蟲柱様の部屋を出る。

屋敷の廊下を歩いている時は静かで、私が蝶屋敷で療養していた時とは大違いだ。


トンッ


「わっ、」

?「あ、わり_」


廊下の曲がり角を曲がろうとしたら誰かにぶつかった。

聞こえてきた謝罪の言葉は私がよく聞いたことのあるものだった。


「えっ!?」

?「はっ!?」


「恒!?」__「A!?」






ーーーーーー



数週間前にも見たその顔をまじまじと見つめる。
お世辞抜きで綺麗だった美形に、いくつも手当がされていた。

当の本人は「ははっ……」と苦笑いしているけれど。


「ちょっと恒!?その傷は_」

恒「あーはいはい落ち着けって!」


私が大きな声を出してしまった元凶が宥めるように言う。


恒「この間の任務の鬼が地味に強くてさ。少しヘマやっちゃってここにいるって訳だよ。別にやべえ状況ってことでもねえし。」

「そういう問題じゃないでしょ!」

恒「別にいいだろ!てかお前はなんでここにいんだよ!」

「私はただ蟲柱様に薬を__」

?「おーおー、なんな派手に言い争ってんな。」

「「!?」」


私が反論しようとしたところで、頭上から急に声が聞こえた。

声の調子と言動ですぐわかる。


「ただ会話をしているだけです。音柱様、何か御用で……っ!?」

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奇跡 叶(プロフ) - 頑張ってくださいね!いつも楽しみに読んでいます! (2022年10月3日 22時) (レス) id: d4674379cc (このIDを非表示/違反報告)
彩弥 Ayami(プロフ) - わああ!!ありがとうございます!!ログイン初のお気に入り登録が私の作品だとは……!めっちゃ嬉しいです!しかも神作品だなんて!まじで感謝です!嬉しすぎます! (2022年10月3日 19時) (レス) id: ea9a1583d4 (このIDを非表示/違反報告)
奇跡 叶(プロフ) - ログインしたので初めて、お気に入りに入れさせてもらいました!こんな神作品を作っていただきありがとうございます! (2022年10月3日 2時) (レス) id: d4674379cc (このIDを非表示/違反報告)
彩弥 Ayami(プロフ) - めちゃくちゃ遅れました!ありがとうございます!直しときました!!(完全に私の名前でしたねこれ。) (2022年9月13日 20時) (レス) id: ea9a1583d4 (このIDを非表示/違反報告)
- 8話の柱合会議のところで、名前がサキになったりツバキになったりしてるんですけど、間違いではないですか?間違えじゃなかったらとっても申し訳ないです…返答お待ちしてます。 (2022年7月3日 13時) (レス) @page10 id: d423b81b26 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:彩弥 Ayami | 作成日時:2021年12月25日 21時

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