神と呼ばれた女隊士【鬼滅の刃】

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炭治郎｢神柱…神の呼吸、ですか？｣


炭治郎くんが興味津々に聞いてくる。


｢はい。私が使うのは神の呼吸です。…そういえば、まだ炭治郎くんにも名乗っていませんでしたね。私は、神柱の無神Aと言います。よろしくお願い致しますね。｣


私は自己紹介をして、前にいる3人に会釈した。



｢…ところで、よろしければ、あなたの名前をお聞きしてもよろしいですか？｣


猪の頭を被った子に話しかけた。
さっきは名乗っていなかったし、この様子だと炭治郎くんの同期っぽいから、名前を覚えておいた方がいいと思った。


伊之助｢俺は嘴平伊之助様だ！！｣

炭治郎｢伊之助…｣

｢嘴平くんですね。覚えておきます。｣

善逸｢なんで炭治郎以外は名前呼びなんですかー？｣

｢ああ、これは禰豆子さんと紛らわしくなってしまうからです。これからも禰豆子さんや炭治郎くんとはなにかありそうですからね。もちろん、我妻くんも嘴平も覚えておきますよ。｣



ーーーーー


善逸side




戸が開いた瞬間まで、あのまっずい薬のせいで気づかなかったけれど、すごく清らかな音がした。


表情とか声の調子を聞けば関わりにくいと感じてしまうような人かもしれない。

でもこの人から聞こえてくる音は、すごく柔らかい。
少し掴みどころのない音だけど
見た目の神聖さとは真逆ですごく人間味溢れる人だ。


どうやら、炭治郎とは面識があるらしい…。しかも禰豆子ちゃんと紛らわしくなっちゃうっていう理由だけど炭治郎だけ名前呼び。ずるいっ…。



あと、あの人…サキさんの名字って『無神』っていってたっけ。
どっかで聞いた名字だなぁ。


ーーーーー


Aside




あの後、炭治郎くんたちと別れて
無事蟲柱様から薬もいただき、御屋敷を後にした。


自分の屋敷に帰った後、いつも通り瓊瓊から複数の任務の内容を聞いて、また屋敷を出た。

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