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次の日
ーーーーー
短期間にここを何度も訪れるのは私くらいだろう。
今日は緊急柱合会議だそうだ。
……私のことだろうな。
もちろん緊張はする。
まさに少し前に会った人もいるわけだし。
柱は個性的な人が多いと聞く。
できればあまり関わりたくないものだ。
ーーーーー
お館様「A、出ておいで。」
「はい。」
胡蝶&冨岡「!」
…まあ、そういう反応になるだろうな。
お館様「今日から柱に加わる子だよ。みんな仲良くするように。」
お館様がこちらに顔を向けて、私に自己紹介を促した。
「…はじめまして…ではない方もいらっしゃいますが…
無神Aです。…よろしくお願い致します。」
柱「!」
予想通りの反応だ。
事前にお館様からは、柱たちは無神ツバキの存在を知っていることを聞いている。
お館様「聞いての通り、Aは神の呼吸を使う無神家の人間だ。だからといって差別したりひいきするつもりは毛頭ない。皆も、そういうことはしないようにね。」
柱「御意。」
お館様「うん。…短いけど、会議はおわり。さがっていいよ。」
私の紹介だけだったので、会議は呆気なく終わってしまった。
ーーーーー
用事も済んだので帰__
?「おいお前ェ」
れるわけにもいかなそうだ。
「…なんでしょう、風柱様。」
さすがに新入りをほいほい帰すわけにはいかないよな。
不死川「なぜお前は鬼殺隊をやっている。」
「……」
不死川「……」
長い沈黙を破ったのは私だった。
「……あの人に、追いつきたい。」
不死川「!」
「…それだけです。」
不死川「そうかァ。」
案外あっさり引き下がってくれた。
もっとなにか言われるかと思っていたのに。
胡蝶「では、私からも。」
今度こそ帰ろうかと思っていたところ、蟲柱様が口を開いた。
「…?」
胡蝶「私たちの中から誰かと、お手合わせをしていただけませんか?」
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奇跡 叶(プロフ) - 頑張ってくださいね!いつも楽しみに読んでいます! (2022年10月3日 22時) (レス) id: d4674379cc (このIDを非表示/違反報告)
彩弥 Ayami(プロフ) - わああ!!ありがとうございます!!ログイン初のお気に入り登録が私の作品だとは……!めっちゃ嬉しいです!しかも神作品だなんて!まじで感謝です!嬉しすぎます! (2022年10月3日 19時) (レス) id: ea9a1583d4 (このIDを非表示/違反報告)
奇跡 叶(プロフ) - ログインしたので初めて、お気に入りに入れさせてもらいました!こんな神作品を作っていただきありがとうございます! (2022年10月3日 2時) (レス) id: d4674379cc (このIDを非表示/違反報告)
彩弥 Ayami(プロフ) - めちゃくちゃ遅れました!ありがとうございます!直しときました!!(完全に私の名前でしたねこれ。) (2022年9月13日 20時) (レス) id: ea9a1583d4 (このIDを非表示/違反報告)
凛 - 8話の柱合会議のところで、名前がサキになったりツバキになったりしてるんですけど、間違いではないですか?間違えじゃなかったらとっても申し訳ないです…返答お待ちしてます。 (2022年7月3日 13時) (レス) @page10 id: d423b81b26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:彩弥 Ayami | 作成日時:2021年12月25日 21時