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ついに淳太くんの卒業式。
寂しい気持ちが抑えきれずに
家を出た所で待っていたのは
「淳太くんっっ！！！！」
「高校生活最後の登校は
可愛い可愛い姫としようと思って。」
なんて少し顔を赤くしながら
私の手を握り通い慣れた通学路を歩く。
いつものようにしげとのんちゃんと
神ちゃん先輩も学校の近くで合流して
淳太くん高校生活最後の日が始まる。
卒業生として入場してくる
淳太くんを見つけた瞬間
寂しくて涙が止まらなかった。
それをみたのんちゃんとしげに
頭を撫でられながら高校生最後の
淳太くんを目に焼き付けていた。
卒業式が終わってグラウンドに出ると
淳太くんと神ちゃん先輩と流星先輩は
女の子たちに囲まれて制服のボタンの
争奪戦が繰り広げられていた..笑。
「私..あの中には行けない..笑。」
「どっしゃー
淳太もモテんねんなー」
「じゃあ俺のボタンいる？」
なんてしげとのんちゃんと
遠くからその様子を見ていた。
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作者名：えぴたん | 作成日時：2019年8月24日 22時
