⇒ 最甘彼氏《淳太くん》 third. (ページ28)

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相変わらずお昼休みは
いつもの5人とたまーに
お昼寝をしていない
流星先輩と過ごして、

下校の時は当たり前かのように
淳太くんが私の教室まで来て、

たまに淳太くんのお家で
淳太くんママと料理をしたり

毎日毎日楽しく過ごしていた。

ふと気がつくと
季節も冬から春に変わって

大学入学の準備に追われる淳太くん。

それと同時に卒業式の予行練習も
始まってなんだか淳太くんが
遠いところに行ってしまう気がした。

それに気付いた様に淳太くんは
いつも私に甘い時間をくれる。

「俺の高校生活の思い出は
9割Aやもんなあ～..」

なんて遠くを見ながら呟く。

「卒業しても変な虫が付かんように
いっぱいマーキングしとかな♡」

なんてにこにこ笑っているけど
淳太くんが居ない高校生活かぁ..

なんてやっぱり寂しくもなる。

この日は放課後私の家で
淳太くんとまったりタイム。

家に着いてからべったりくっついて
離れようとしない淳太くんに

「制服シワになっちゃうよ？」

なんて言うと「これがええの..」

なんていってソファーに座る私を
後ろからぎゅっと優しく包んだ。

私のほっぺをむにむにと触る
淳太くんに仕返しをしようと

顔だけ淳太くんの方に向けると

ちゅっ。

と優しくキスをされる。

「あーちゅーしたぁ。」

「いつもしとるやん？」

なんて微笑むと深い深い
いつもの甘すぎるキスをして

「その顔反則やで..？」

と言いながらお姫様抱っこをして
寝室に入っていく淳太くん。

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