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「何があったん?」

私の真っ赤になった腕を
痛々しそうに見るのんちゃん。

「こいつがAにぶつかって
鉄板に当たって火傷してもーた」

「佐藤くんだってわざとじゃないし
しげものんちゃんもありがとうね?

ちょっとトイレで冷やしてくるね」

「私も一緒に行く..」


亜子ちゃんが着いてきてくれて
真っ赤になった腕に水を当てる。


「あーーーーやっぱ
Aちゃんには敵わんわあ。」


なんて悲しそうに笑う。

「しげ、私と話してたのにずっと
Aちゃんの事見てたんやで?

さっきもあんなに怒っとったん
Aちゃんやからだと思うし。」

「亜子ちゃん...」


「しげは強いよなぁ。。
淳太先輩の彼女なのわかっとって
ずっとAちゃんの事見守ってて

私、そんなしげの事邪魔できんし
入り込む隙間もなさそやし..

もうきっぱり諦める事にしたっ。」


亜子ちゃんは少しだけ目に涙を貯めて


「傷、大丈夫?」と心配してくれた。

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作者名:えぴたん | 作成日時:2019年8月24日 22時

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