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淳太くんはいつものように
私を家まで送り届けると
「あかん、ここまできて
離れたなくなってきてもーた。」
「明日の朝また会えるよ？」
「明日の朝まで持つ気せんわ..」
「明日なんてすぐだよ？」
にこっと笑うと軽く触れるだけの
キスをして「またあしたな？」と
手をヒラヒラさせて帰って行った。
いつも通り通学路を歩いていると
爽やかすぎる笑顔で淳太くんが
私の横に並び手を握る。
「今日も可愛ええなぁ。」
なんて朝から甘々な淳太くん。
「俺もそう思うわぁ..」
なんて言いながら空いている方の
手を握ってきたのはのんちゃんで
「小瀧！朝からなにしとんねん！」
なんていつも通りの朝が始まった。
文化祭も終わり、ひと段落着いた頃
私のクラスでも打ち上げの話が上がり
明日駅前のお好み焼き屋さんで
打ち上げをやることになった。
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作者名：えぴたん | 作成日時：2019年8月24日 22時
