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《junta side》
俺の横で規則的に寝息を立てる
この愛おしすぎる彼女のふわふわな
髪の毛をゆっくり撫でていると
「あれ..淳太くん..おはよ..」
姫、起床でございます。
「今日から学校やで？
準備して一緒に行こ」
「冬休み終わりか〜
淳太くんの卒業ももうすぐだ〜」
なんて口を尖らせながら
ぶーぶーと文句を言いながら
いつものように軽く化粧をしている。
この大天使が彼女って..
寝起きから可愛いが止まらない..
言われてみればもう少ししたら
高校生も終わってまうのかあ。
毎日一緒にいた4人とも離れる..
何よりAと離れるなんて..
死ぬほど心配なんやけど..。
1人でぼーっと考え事をしていると
「じゅんたくん..？いこー？」
なんて姫が支度を終わらせて
玄関先から呼ぶ声が聞こえる。
小さくて柔らかい手を握って
通い慣れた校舎に向かう。
「淳太！A♡おはよー♡」
転校生なんて事を忘れるくらい
みんなの人気者になった小瀧。
「今日も可愛ええなあ♡
いつ結婚する？明日？♡」
なんてAに張り付いてる。
「おい小瀧よ、離れろアホ。」
「ええやん！淳太だけずるい！」
「のんちゃん昔より甘えん坊..笑。」
こーやって過ごすのももうちょいか。
「おはよーバカップルと護衛の大型犬」
「ちゃうよ！神ちゃん！
俺はAの婚約者やから♡」
「も〜〜〜！のんちゃん！！」
神ちゃんとは目指してる大学も同じで
2人で一緒に合格したらええなーなんて。
「なんか今日しげおらへんから
いつもより静かに感じるんやけど？」
「そのうちぎゃーぎゃー騒ぎながら
遅刻やーって騒ぎながら来るで。」
「あかん！遅刻やー！！！！！」
神ちゃんはエスパーやな。
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作者名：えぴたん | 作成日時：2019年8月24日 22時
