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《shige side》
「なあ小瀧？なんかおかしない？」
「しげも思っとったんや..。
なんか俺らにやたら冷たいし
たまに泣きそうな顔してんねん。」
ある日を境に突然変わった。
でも淳太と喧嘩してるわけでもないし
何が原因なのか全くわからんかった。
淳太と神ちゃんが待ついつもの場所に
行くと当たり前のように
「あれ？Aは？」
「なんか今日は友達とみたいやで..」
「はーん。そうなんや。」
あからさまに悲しそうな顔をする淳太。
淳太も何があったか知らんねや..
「あれ？淳太くん！
今日は彼女ちゃん居ないんだあ！」
ニコッと笑うと淳太の横に座る。
「重岡くんと小瀧くんと神ちゃん
今日は男の子同士で楽しそうだねっ？」
なんやねんこの女..。
「淳太くん後で教えてもらいたい
英語の課題あるんだけど..いい？」
「悪いねんけど俺今姫不足やから
そんな事してる暇ないねん。」
「あ、そうだ重岡くんと小瀧くん
私の友達がかっこいいって言ってて
連絡先とか聞いてもいいかなぁ？」
「俺A一筋だから無理やねん♡
悪いけど他当たってくれへん？」
「俺もパス。唇王子に仕えてるから
そんな事してる暇ないんやわ。」
「...そんなにあの子がいいんだあ。」
ニヤッと気味悪く笑うと
「じゃあ私行くね！」
と、俺たちの元を去っていった。
「淳太？あれ前の先輩やろ？」
「せやねん。なんかちょっと前から
やたらと絡んでくんねん。
もうAに不安な思いさせるのも
嫌やからあしらってんねんけど..」
なんか嫌な先輩やな。と思った。
「Aの事泣かせたらキレるで？」
小瀧は相変わらずやなあ..笑。
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作者名：えぴたん | 作成日時：2019年8月17日 9時
