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「あっ。のんちゃん良かったら
一緒にご飯しに行かない？」
「いこや！」
「ええの？行きたい♡♡」
しげとのんちゃんと3人で
淳太くんと神ちゃん先輩との
いつもの待ち合わせ場所に行く。
...
のんちゃんとしげと3人で歩くと
まあまあ目立つなあ..。
のんちゃんなんて転校初日の午前中なのに
イケメンが転校してきたって女の子が
ザワザワしてるし、しげも可愛い笑顔が
人気で普通に人気がある。
そんな2人の間に挟まれて歩くのは
嫌でも注目を浴びてしまう..。
「A〜〜〜？」
ほら、また注目浴びる要因になっちゃう
淳太くんが遠くから私に手を降るでしょ？
..「淳太先輩かっこいいなぁ..
Aちゃんほんとに羨ましい..」
..「淳太くん..手振ってる..
彼女も可愛いしいいなぁ..」
..「校内一の美男美女だよね」
..「彼女って後輩なんだ。ガキくさっ。」
..「淳太くんてガキみたいのが好きとか
イメージなんか変わったんだけど..」
聞こえてるよ？聞こえてますよ？皆さん？
確かに私は背も低くてガキくさいし
淳太くんは不釣り合いなのだって
わかってるもん..1番わかってるのに..。
「少なくとも影でコソコソ文句言う
お前らより数百倍ええ女やでこいつ！」
「しげ..。」
「モテる男の彼女も大変やな？
やっば俺にしとく？」
なんてふざけて笑ってくれた。
「はぁー？Aは俺のやねんから♡」
「小瀧、そろそろその辺にしとき？
唇王子の逆鱗に触れんようにな！」
「唇王子？なんやねんそれ！
なーなーAちゃんなんなんそれー？」
なんてのんちゃんが私の後ろから
ぎゅっとしがみつきながら歩く。
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作者名：えぴたん | 作成日時：2019年8月17日 9時
