⇒ 最甘彼氏《淳太くん》 second. (ページ39)

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しげと淳太くんと神ちゃん先輩の所に
戻ると2人はカリカリ勉強していたけど
私としげに気付いて「おかえり」と
迎え入れてくれた。

「淳太くんも神ちゃん先輩も受験生で
大変なのに連れてきてくれてありがとう。」

「ええねんて。夏休みなのにAに
会えないなんて俺死んでまうもん..」

「やけにデレるやん今日笑。

Aちゃんそないなこと気にせんで
ええねんからな？俺も楽しいし！」

神ちゃん先輩はほんっとに大人だなあ
淳太くんか頼りにしてるだけあるなあ。

「明日の朝にはもう出発して帰らんと
あかんからみんな寝坊すんなよー！」

淳太くんはそう言って私の肩を抱いて
階段を上がっていこうとしている。

「待て淳太！！お前らのが寝坊心配や！
俺がAちゃんと寝たるから！どけ！」

...神ちゃん先輩は大人..？なの？かな？

「大丈夫やで♡優しめに抱いたるから♡」

「私..神ちゃん先輩と同じ部屋がいい..」

「ほら！ほらな！淳太！そうしよや！」

「Aはほんとは俺にお仕置きして
貰いたくてそんな事ゆーとるんやな」

と、意地悪に笑って私をひょいと
持ち上げて階段を登っていく。

「A～夜中お化けでたらそれは
唇お化けの淳太やから安心せえよ～」

なんてしげがくしゃっと笑って手を振る。

「うっさいねんしげ！」

「重たいから降ろして～！！！！」

「この重さも心地いいねん♡」

ニコニコしながら部屋に運ばれる

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