枷と鎖 ページ4
ある日 賭けが１つ増えた
「4という数を排除すること」だった
その日から、わたしはあらゆる4にまつわることから逃げようとした
たとえば、体育で使うユニフォームの背番号
たとえば、ドアのノックの数
たとえば、学校に持って行くペンの数
階段の時とは違い、いつでも常に気を張らなくてはならないこの賭けがわたしを疲れさせるのに
さほど時間はかからなかった
このように日を重ねるにつれて、賭けの数はどんどん増えていき、やがてそれは賭けというよりも
「ルール」のようになった
毎日がルールとの戦いだった
「このことは、家族も含め誰にもバレてはいけない」
「バレたら軽蔑される」
そんな恐怖から、誰にも話せなかった
ルールを破ればそれで楽になれるのに・・・
それをわかっていながら止められない自分に苛立った
まるで、自ら自分の体に枷をはめ鎖で締めつけているようだった
苛立ちを押さえきれずに、自分の手に噛みつき始めたのもちょうどこの頃
毎日毎日噛み続けた
噛んだところが赤く痕になって残るのもかまわずに
まるで見えない鎖を引きちぎろうとしているみたいだった
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
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火藍(プロフ) - そうなの！題名なんてやつ？ (2013年5月11日 19時) (
レス) id: 38052c10f8 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - 私、似たような小説書き始めたの！ (2013年5月11日 17時) (レス) id: 49b9f8a32d (このIDを非表示/違反報告)
火藍(プロフ) - 桜さん» そうなんだ(T_T)ウチが言うのもアレだけど寂しいな(´･ω･`) (2013年5月7日 23時) (レス) id: 38052c10f8 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - 私も更新もうしないよ (2013年5月7日 23時) (レス) id: 49b9f8a32d (このIDを非表示/違反報告)
火藍(プロフ) - 桜さん» 最近、全然更新してないや(笑) (2013年5月6日 21時) (レス) id: 38052c10f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：火藍 | 作成日時：2012年10月18日 20時
