やらかし1個目 ページ9
佐藤side
松田「あぁ？呪術師と情報共有だぁ？」
佐藤「そうよ、上からの命令なの」
いかにも嫌そうな顔をする松田くんにため息を着く
私だって、“呪い“や“呪術師“のことはまったく分からない。この情報共有に、何の利益があるのかも分からない
萩原「…で、佐藤ちゃん。この盗聴器はなに？」
萩原くんは机の裏を覗きながら聞いてきた
佐藤「聞き出す内容はとても重要なものらしいわよ」
貰った資料に目を通しながら言う
………一体こんなものを知ってなにしたいのかしら
しばらくして、ガチャとドアが開いた
ドアを開けた人物は、深くフードを被っていた。けれど、体型からして女性だと言うことは分かった
佐藤「あなたが萸波羅さんですか？」
『…そうですけど』
彼女が不満気味なのは、きっと松田くんと萩原くんがジッと自分の事を見ているからでしょうね
佐藤「佐藤と言います。今回はよろしくお願いします」
深く頭を下げた
『…よろしくお願いします』
さて、さっさと始めましょうか
佐藤「発足ですけど、情報共有を始めましょう」
『待ってください』
彼女は片手を上げて言い放った
『…一つ、質問に答えて貰ってもいいですか？』
佐藤「…え、えぇ」
『…そちらが必死こいて探した内容は、怪奇現象でしょうか？それとも人に被害があるものですか？』
…何でそんなことを？
佐藤「？全て怪奇現象ですけど…」
そう答えると、彼女が固まったのが分かった
『………そうですか。では
私は帰らせて頂きますね』
佐藤「えっ」
唐突に言われ、私も固まってしまった
『それでは〜』
松田「おい、ちょっと待て」
さっきまで黙ってた松田くんが、いきなり声をあげた
松田「こっちはそっちの質問に答えてやったんだ。そっちも答えるのが常識だろ」
松田くんがそういうと彼女はため息を着き、
『じゃあ、私と同じように一つ質問をしてください』
質問するのは一つしかない。
佐藤「それじゃあ…。
“呪い“とは、一体どうゆうものなんですか？」
私が聞くと、なにを質問されるのか分かっていたように、
『ちょっとちょっと、困りますよ
私は簡単な二択の質問をしたんです。それに釣り合う質問をして貰わないと。そんなことくらい分からないと。警察様でしょう？』
彼女は馬鹿にするように鼻で笑った
続きます
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はる - 初コメ失礼します!!この小説大好きです!!これからも頑張ってください!!応援しています!! (12月12日 23時) (
レス) @page17 id: 41084e4d77 (このIDを非表示/違反報告)
推しが大好きすぎて辛い人 - ささみだよさん» ありがとうございますー！頑張ります！ (7月24日 23時) (レス) id: 9f1f8db22f (このIDを非表示/違反報告)
ささみだよ(プロフ) - すごく面白いです！！(≧∇≦)更新大変だと思いますが頑張ってください！楽しみにしてます！！ (2023年4月9日 16時) (レス) @page15 id: d190ff09f3 (このIDを非表示/違反報告)
林檎飴玉 - 三斗(トリップ願望者)さん» コメントありがとうございます！！頑張ります！ (2022年9月4日 16時) (レス) id: 940717e19b (このIDを非表示/違反報告)
三斗(トリップ願望者) - 夢主ちゃんの性格いいね！カッコいい！更新待ってます！ (2022年9月3日 12時) (レス) @page10 id: ee0c8201a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：林檎飴玉 | 作成日時：2022年8月16日 8時
