夏 ページ7
少し表情が変わったように見える。
さっきと比べると笑顔(？)だ。
「俺の隣の席なんだけど、部活決まってないらしくてさ。暇だって言うから見学つれてきた。」
「そっか・・・。ゆっくりしていってね・・・。」
さっきから置き去りにされていた隼人君がようやく口を開く。
「部室はまったりする場所じゃないからっ！」
さっきから、会話を聞く限り相当ゆるい活動らしい。
部員がこんな感じじゃ部長も大変だろう。
「えっと・・・、渡瀬さん・・・？」
「あ、えーと、Aでいい、よ。隼人君もだけど。」
「うん、分かった・・・。じゃあA、で・・・。
俺も夏来でいいよ・・・。」
そういうと彼は私の前にすっと手を出す。
握手、ということだろうか。
最近、自己紹介で握手を求めてくる男子高校生が居ることに驚きだが私も素直に手を出す。
「隼人もこんくらい出来たらな〜(笑」
「うっ・・・！」
またしても、ニヤニヤしだす春名君とダメージを受ける隼人くん。
夏来君はと言うと、私の手を握ったまま二人を見て小首をかしげている。
なるほど、天然なのかもしれない。
私が一人納得していると、夏来君は私に向き直った。
そして、何かいうわけでもなく微笑んだ。
なんだか急に恥ずかしくなってしまう。
炎天下の中外に出たみたいに熱い頬を、心地いい風がなでていった。
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絢 - 結構、更新できました！（テスト期間だけど） (2018年2月15日 16時) (
レス) id: c5be074fde (このIDを非表示/違反報告)
恵 - ありがとうございます…！ (2018年2月13日 21時) (レス) id: 5d8b999ccb (このIDを非表示/違反報告)
絢 - 恵さん» ありがとうございます〜今回は春名を前面に、かな・・・？ (2018年2月13日 17時) (レス) id: c5be074fde (このIDを非表示/違反報告)
恵 - こんにちは！めっちゃ面白かった！！春名がやばいですまじで。隼人Pなんだけど、やっぱりハイジョはみんな神っす！ (2018年2月11日 15時) (レス) id: 5d8b999ccb (このIDを非表示/違反報告)
絢 - 復活しました！これから、たまっていた分をどんどん更新していきます！ (2018年1月31日 19時) (レス) id: c5be074fde (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：絢（アヤ） | 作成日時：2017年12月11日 18時
