生きる 12 ★ ページ13
美緒「あれぇー？これだけで怯えちゃったのぉ？？臆病だね、男子のくせにー。
．．．ほら、立てよ！！！」
立つしか、なかった。
逃げられない。
逆らったら、、終わりだ。
震える足で立ち、美緒さんの後ろをついていく。
ついてきた先は、学校の裏庭だった。
何をするんだろう。と思ったら
背中に痛みが走った。
いきなりのことで、僕は前に倒れる。
立とうと思ったら、踏みつけられたような痛みが背中に走って、
美緒さんらしき人の声と、もう2人の声が聞こえた。
美緒「えー、ちょっとひどいよーww」
いじめっこ１「いーじゃん、こいつウザいし！こんぐらいやっても大丈夫でしょｗ」
いじめっこ２「ちょっとー、制服に足跡ついてるじゃん！」
いじめっこ１「まー、いいでしょ！バレたとしても転びましたーっていわせればいいし！」
美緒「ウケるーｗ」
ああ、そうか。
蹴とばされたのか。
その後、数回踏んづけられたあげく、もう一回蹴とばされて、壁にたたきつけられた。
その時も、アイツらは笑っていた。
でも、何もできなかった。
ただひたすらに、「痛い」ってだけ。
僕が動けないのをいいことに、美緒さんは僕の胸倉を掴み、顔を近づけて
美緒「今日は気が済んだから、ここまでにしといてあげる。
でも、またアタシらの気に障ることがあったら。
今日よりも、もっと虐めてやるからね．．．。」
と、言って、去っていった。
辺りが闇に包まれて、真っ暗だ。
家に帰らなきゃ。
すっと立ち上がったらとても激しい痛みが体に走って、まともに歩くことができなかったが、
壁をつたうことで、やっと歩けた。
真っ暗な校庭には誰もいない。
蹴とばされたことを思い出して、少し、怖くなった。
やっと家に帰ることができた。
でも、こんなに遅いのに、お母さんはいない。
多分、買い出しかな。
でも、今はそんなことどうでもいい．．．。
重い足を動かし、僕は自分の部屋へ向かった。
続く (更新停止中)
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ぽぽっけ(プロフ) - いじめって感じですね。そういうのいいよねぇ。うん。 いい作品だと思います。更新頑張ってください。ぺこっ。 (2022年4月12日 7時) (
レス) @page13 id: 0ac18cbbca (このIDを非表示/違反報告)
ぽぽっけ(プロフ) - ゆさん» どういたしまして。更新頑張れ！ファイトー！（笑）眠い、、、、、。おやすみ。ぺこっ。 (2022年4月9日 20時) (レス) id: 0ac18cbbca (このIDを非表示/違反報告)
ゆ(プロフ) - ぽぽっけさん» いつもコメントありがとう．．．。なるべく更新頑張ります、！ (2022年4月9日 11時) (レス) id: a8a98df498 (このIDを非表示/違反報告)
ぽぽっけ(プロフ) - そうか。いよいよだね。怖いなぁ。美緒って人。面白いね。ありがと。ぺこっ。 (2022年4月8日 7時) (レス) @page12 id: 0ac18cbbca (このIDを非表示/違反報告)
ゆ(プロフ) - かわうそさん» ありがとう、！更新頑張っていきます。 (2022年4月7日 17時) (レス) id: a8a98df498 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆ | 作成日時：2022年3月18日 20時
