・ ページ19
*
＞お？
＞店長？！
＞怒ってる？
＞いいぞ！やっちゃえ！
「パワハラしなや、この子怖がるやろうが。
次何かけったいなこと言うたらキッチンハイターをあんたの口に突っ込んだるさかいな。覚えとけ」
一瞬の間。
京都弁で船橋を罵倒する黒咲に視聴者達は呆気に取られていた。
「あー···ガチになってしまいましたぁ〜···すみません！あまりにもこの人の態度が嫌でしたから」
＞おおおおおおおおおお！！
＞最高
＞方言キタコレーーーーー！！！！！
＞本気で推しにいく
そして盛り上がった。
船橋のパワハラにイラつきつつも閉店事件を進めていく黒咲。
まずはバックヤードの散策から始めていく様子。
ちなみに船橋は自身の車で帰(りやが)った。
「まずは貴重品を自分のロッカーに入れて･･･よしOK。
隣のロッカーは···あ、これは掃除用具入れ用かな？
おや、ホワイトボードもありますね。【レシピ】って書かれてるってことはこれが全部の商品ってことでしょうか？」
＞商品名も書かれてる！
＞何か店長の声が明るいな···船橋が帰ったからか？
＞色々あるね〜
「このビデオさん達は何でしょうね···」
黒咲の目に止まったのは三つの磁気テープ。
それぞれ
【ホットドリンクのチュートリアルテープ】
【コールドドリンクのチュートリアルテープ】
【食品のチュートリアルテープ】
と、書かれている。つまりは···
「あぁ！これでどうやって商品をお出しするのか把握すればいいんですね」
＞納得店長
＞まぁチュートリアルって書かれてるしね
＞客が来る前にテープみよ！
「そうだそうだ、早くビデオ見なきゃですね。
ではまずはホットドリンクのチュートリアルから···」
主な手順としては以下の通りだ。
�．�ーダーステッカーを取る。
�▲曠奪肇疋螢鵐�専用のカップにオーダーステッカーに書かれている通りのドリンクを作る。
(作り方はホワイトボードに全て書かれている)
��ドリンクを作り終わったら、オーダーステッカーを貼って客の前に出す。
基本はこの三つの手順を暗記すればなんとかなるだろう。
しかし人間の暗記力は人それぞれであり、
「え、ちょ、ちょっと待ってください。全然わからないのですが？？」
黒咲は暗記が大の苦手だった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 312人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
mamoricco(プロフ) - 辜楼さん» コメントありがとうございます！そうですね、ハイスペック店長も出していきたいですが時よりポンコツになる店長も書けたらかと··· (2022年9月30日 19時) (
レス) id: c988de8f5d (このIDを非表示/違反報告)
辜楼(プロフ) - ハイスペ店長すこです･･･！ (2022年9月30日 18時) (レス) @page45 id: a503e80d85 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：mc | 作成日時：2022年9月16日 0時
