今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:12,195 hit
小｜中｜大
グリモワール58 ページ15
日曜日、今日は学園祭当日です！
が…？
『あの…なんで私まで…？』
そう言いながらフリフリのエプロンが付いた服を着た私が問う
う｢Aちゃん、似合ってる♡｣
『そ、そうかな！へへっ…って、そうじゃなくてえ！』
『私までメイド服着るなんて聞いてないよ！？』
私達のクラスが喫茶店をやるのもメイド服を着るのも知っていた。
私はメイド服を着て接客するメンバーには含まれていなかった…はず……何故だ…
うぅ…星野が来たら絶対笑われる…
う｢星野来るかなぁ？｣
『べ！別に星野のことなんか考えてないし！』
ま｢Aちゃん、どうしたんだい？｣
うさぎちゃんのタイムリーな言葉に私は反応してしまい、まこちゃんには心配されてしまう
美｢あらぁ？Aちゃん…？｣
ニヤニヤしながらこちらを見る美奈子ちゃん
『な、何かな』
冷や汗をかきはじめる私
美｢べっつにー！…来てくれたら嬉しいわね♪｣
絶対、確信犯！！！！
私が実は星野の事が気になってるのが私のボロのせいで着実にバレてしまっている…！！！！
どうかレイちゃんにだけはバレませんように…
だってバレたら何か言われそうだもの
このまま星野が来なければ私のこと見られずにすむのにな…
でもスリーライツの三人には来てほしい
せっかくの学園祭だもの。きっと楽しんでくれるよね？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 53人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：笑井Cirno | 作成日時：2020年5月9日 3時
